パート仲間たちの猛反発にすっかり“乗り遅れた感”のある私。反抗心むき出しになって、怒り爆発のトークがLINE上で繰り広げられ、それを読む度に心が痛んだ。
どうしよう？私は一体どうしたら良いのだろう？
ずーっと既読スルーしていたのだが、思い余って正直にぶちまけた。実はこの数日、非常に悩んでいたこと、自分はイベント当日、遅番で出番なので、自分1人だけ出席しないとなると非常に気まずいこと。店長や新人さんたちのことを考えて、強く出られなかったこと、などなど。
すると、意外な反応が返って来た。
「rosaちゃん、逆に困惑させてしまってごめんね！でも、今まで頑張ってきた私達の気持ちも考えて欲しいし。大丈夫、(反発してるパートが)これだけ揃えば気づくでしょう。」
「こちらこそrosaちゃんに申し訳ないよ。」
「自分を責めなくていいんだよ。」
そこでまた考えた。古株のパートたちが全員反発して「欠席します」と言ってる中で、当日遅番だからとはいえ、新人さんたちの中に私だけ1人って･･･ものすごくヘンじゃなかろうか？そこまでして義理立てする必要が私にはあるのか？？？
「よし、私も欠席しよう！やはり、ベテランパートたち全員の意思表明として、みんなの気持ちが一致していた方がいい。明日、店長に欠席と伝えよう。」
導き出した答えは当初とは180度違うものになってしまった。
翌日、店長は休みだったので、「欠席します」とメモに書いて置いて来た。ちょうど久しぶりにベテランパートたちが出番で顔を合わせたので、いろいろ話を聞くことが出来た。
「今回はrosaちゃんにすごく負担が掛かっちゃったよね。ごめんねー。」
「私達でまとまって反発するからいいんだよ。当日も気まずいでしょ？大変じゃない？」
みんなからのねぎらいの言葉がありがたい。
私は、みんなが嫌がってる遅番を自分から引き受け、責任が生じるからやりたくない閉店業務も引き受け、店長の指示に従ってきたので、今回も多分そのスタンスだろうと思われていたようである。もともと、早番と遅番では話をする時間もないので、微妙なニュアンス等が伝わりにくいのだ。
今回、求人募集で人を集めるためにスタート時給を30円アップすることになった。今の新人さんたちも30円アップになる。すると、ベテランパートで個々の理由で時給アップしてない人たち(病気で休んでいたり土日勤務できなかったり)と、時給の差が10円、20円となってしまうのだ。6年ちょっと働いて来たのに。腑に落ちないのは当然である。
「ちょっと貰いすぎだから。時給を減らします。」と、事実上の格下げをされたパートもいる。維持ではなく、いきなり減額である。親の介護に通いながら残業もたくさんこなしてるのに。
うちのパート仲間たちは血の気が多くてパワフルなので、こういう時のまとまり方がスゴイ。行動力もある。他にも数店舗、時給を上げると言われたのに直前に覆された所があるらしい。そちらはまだくすぶっている状況で表面化はしていないとのこと。
しかしながら、パートで働く私達にとっては、時給の問題は生命線である。ここを適当にあしらわれるというのは、やはり腹立たしい。たかがパートなのに。年間で100万円ちょいの収入のために。
「ここは納得出来ないです。」という意思表明は大切だな、と思った。
