夫の会社の配偶者健診に行って来た。
定年後再雇用されてるので、昨年までと同様の超キレイな健診センターで受診出来る。誠にありがたいことだ。
午後2時予約だったのにかなり早く着いて、そのまま受付へ(せっかちなので)。身体計測、視力測定、血圧測定、血液検査、子宮頸がん検診、レントゲン、などなどスイスイと進み、心電図検査へ。
いつもはなんてこともなく終わるのに、なぜか左腕に輪っかをはめるのがうまくいかないようで。
「左腕に力が入ってますね。力を抜いてください。」「もう一度。」「ダメですね。腕を下側に向けて見ましょうか?」と3回もやり直しさせられた。緊張していた訳でもないのになぜ?
検査が全部終わって内科検診。内科の医師が心電図の結果について丁寧に説明してくれた。
「一箇所、心電図の波形が昨年までと違う所がありまして。こういうのを完全右脚ブロック(かんぜんうきゃくブロック)、右軸偏位(うじくへんい)と言います。この1年間で何か昨年までと違うことはありませんでしたか?」
「そうですねぇ。たまにトクトクと脈が乱れるような感じはありましたけど。」
「それは不整脈みたいなものですか?そういうのではなくて、胸が痛くなったり、締め付けられるように苦しくなったり、とかは?」
「いえ。そんなことはありませんでした。」
医師はササッと心臓の絵を書いて説明してくれた。
「年齢を重ねて出てくることもあるんですよ。数値でいうと正常値は120なんですが、今回は122。うーん、どうかなぁ。特別痛みとか苦しいとかなければ、様子見でも良いかも。でも、もし何か変だなと感じるようなことがあったら、すぐに近所の内科クリニックとかで診てもらってくださいね。その際、この検診結果を見せれば分かってもらえると思いますのでね。」
1000人中3人程度。様子見で良いし危険でもない、とあったのでホッとした。しかし、他のサイトなどを色々調べてみると、血縁者に突然死した人がいる場合は注意も必要、なんて書かれてるものもあった。
痩せると右軸偏位になり、少し太ると正常に戻り、肥満になると左軸偏位になるとか。
機能が落ちて、ポンプとしての力が弱くなり、少し遅くなってる、とか。
初めて聞く事ばかりで、昼食抜きだったこともあり、なんだかシュンとしてしまった。心臓なんて本当にびっくり。ガンや胆石だけではないのね。
美味しいものを食べて、また明日から元気にやって行こう。