rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

姪の結婚式・おばの立場で服選び・その1

30才の姪(夫の妹の長女)がめでたく結婚し、11月に東京で行われる挙式・披露宴の招待状が届いた。

結婚式なんて何十年ぶりだろう!(大げさ)友達の中で一番遅く結婚した子が37才くらいだったと思うので、15年ぶりくらいか?

アラフィフで親族でとなると、本来は黒留袖を着るべき所だが、最近の結婚式では「黒留袖を着るのは花嫁花婿の母親のみ。それ以外の親族が着ると、誰が母親かわからなくなる」とかで、「黒留袖と同程度の格式高い洋装」というのが一般的らしい。

遠方からの出席となると、持ち運びも着付けも髪の毛のセットも、と何しろ和装は大変なのだ。簡略化されるのは良い傾向、と思っていたが、そうなると今度は「どんなものを着ればいいの?」という新たな悩みが生まれる。

アラフィフ用の洋装を探して、まずは近くのイオンのフォーマルコーナーに行ってみた。黒のロングスカートにジャケット。ジャケットは格式高い○○織とかで、金糸銀糸が織り込まれたラメラメ感タップリのもの。スタンドカラーでフリルもついたりして。って!これじゃあ、バアサンじゃない!しかし、こういうのがイチオシのようだ。


画像お借りしました。

このサイトのモデルさんは若くて美しいのでキレイだけど、私のような一般人が着たら、間違いなく「どこのバアサン?」って感じになる。これはまだいい方だ。最近の50代は若い感覚の人が多いので、こういうドレスに抵抗を感じる人は多いのではないか?

「やっぱりスーツにしよう。結婚式以外にも着回し出来るようなのがいいな。」と、あちこち探してみたが、一般的にスーツの場合は「ひざ丈」が多いのだ。スカート丈もワンピース丈も、アラフィフが着るには短めに感じられるものばかり。せめてあと5〜10cmくらい長めの丈だったらいいのに。若いママさん用のスーツはたくさんあるのに。

気が早い私はネットのショップを探しまくり、アラフィフ用ゆったりめに作られたスーツを見つけて、即購入。対応が早くて喜んでいたのだが、夫に見せたら「えーっ、これ着るの?なんか、素材が安っぽくないか?ブカブカじゃん。買ってあげるから、もっとちゃんとした高級感のあるスーツにしなよ。」と言われてガックリ。振り出しに戻った。

☆   ☆   ☆

それにしても、15年の歳月が流れて、結婚式のドレスコードがかなり変わってしまったことに驚いた。例えばバッグ。今はこんなタイプのものが一般的らしい。

どうも買う気がしない。どう考えても結婚式以外に使い道がない。
「冠婚葬祭用バッグ」として、お葬式にもおめでたい席にも使える(バックルが金色のものと替えられる)本革のハンドバッグ。最近では使っちゃいけないのか?

「バッグは小ぶりなほどフォーマル度が高い」「アクセサリー感覚で持つ」「ワニ革やヘビ革は殺生をイメージするからダメ」「ファーもダメ」。サイトの情報も様々で「革製品はすべてNG」となってたり、「華やかさをプラスするエナメルはOK」という意見も「NG」という意見もあった。「華やかにゴージャスに」と書いてるサイトもあれば、「昼間の挙式にあまりにもキラキラしたスパンコールや光り物はダメ」と書いてるサイトもあり。

もはや、何が何だかわからない。

革製品がダメならパンプスはどうしたら良いのか?パンプスだって、「ヒールの高いものでないといけない」「ピンヒールが望ましい」とかいろいろ。つま先やかかとが見えるものはダメというのはわかるけど。

そこまで他人の衣装や持ち物を品定めするものなのか?

調べれば調べるほどわからなくなり、ドツボにはまる。新婦の友人として呼ばれると、ドレスにボレロやストールをまとって、という格好が一般的というのも知らなかった。そういえば、最近のウェディングドレスって、肩だしスタイルも多いなぁ。時代とともに変わるものなのだろうな。

結局、この悩みは続行中である。