職場での休憩時間。あるパートさんがこんな話を持って来た。
「この前、Hさんがぽつりと『勤めるなら自宅の近くがいいよね〜』って言って休憩上がって行ったの。それを聞いてKさんと、辞める気なんじゃないか？って、話してたの。」
「Hさんが辞めたら、きっと仲がいいOさんも辞めるよね。Rさんも辞めたいみたいで。Oさんが辞めたらきっと辞めるでしょう？そしたら、ベテランさん、誰も居なくなっちゃう！この会社、どうなっちゃうの？」
もう一人のパートさんも一緒になって「本当だわ！Rさんがこの前言ってたけど、Oさんは二番目の息子さんが大学卒業するまでのあと三年は頑張るって。でも、Hさんが辞めたらきっと辞めるよね？そうだよね、みんな辞めちゃう。この会社、どうなっちゃうの？」
2人でワーワーキャーキャー。ベテランが全員辞めちゃう、どうしよう？という話題で盛り上がってる。あのー、私も一応同じくらいの古株なんですけど。しかも、情報が間違ってる。Oさんの息子さんは大学卒業して社会人になって二年目。あと三年って、どういうことだろう？
するとパートのJさん(男性)が「ちょっと待ってくださいよ！Oさんは辞めるなんて一言も言ってないんでしょ？Hさんだってそうだ。本人が何も言ってないのに、どうしてみんな辞めるって話になってるの？」と言ってくれた。そうだ、そうだ、私も同感。不確実な情報で先走らないでほしい。
女性同士はどうしても休憩時間にあれこれお喋りしまくって、やたらと感情が先走ってしまうことが多い。遅番になって良かったと思うのは、休憩時間が1時間から30分に減ったことだ。災いを生まないほどよい時間。
仕事が立て込んでくると上司への不満がたまり、愚痴っぽい話も多くなる。「仕事が大変で、大変で。」と言われると、その人の分までと思うので、余計にこちらの負担も多くなる。何とか気持ちを切り替えて、楽しい方へ、仕事をする喜びへ持って行けたら、と思うのだが、これがなかなか難しい。
楽してお金を稼ぎたいと思ってる人が多いのかな？仕事なんだから辛くて当たり前。ダイエットと一緒で楽して痩せる道はないのである。
と書いてる私も愚痴っぽい？(笑)
