rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

実家の相続登記(2)

実家の相続登記、何とかしてサッサと終わらせたい。出来れば2月中に、と思っていたのだが、スムーズには進まなかった。

実家のある市役所の税務課から「固定資産評価証明書」を取り寄せた所、「宅地/公衆用道路・非課税」という土地が一件あった。所有権移転登記をするには「登録免許税」というのを収めなくてはならない。その計算をするに当たって、非課税の分はどうしたら良いのだろう?

これは意外に“相続登記あるある”な話らしくネットにも本にも載っていた。直接、管轄の法務局に問い合わせるのが一番良さそうなので、さっそく電話してみた。

「そういう場合は役所にお願いして評価証明書を送ってもらわないといけないんですよ。宅地の近傍隣地を参考にして、評価額を算出してもらうんです。非課税=ゼロではないんです。」とのこと。

さらに法務局から「地方税法422条の3の規定による交付依頼書」というものを発行してもらい、それに書いて役所に提出。それでようやく通知書が発行されるのだ。

私のように実家が遠くてなかなか行けない場合、こういうやりとりを郵送でするしかなく時間が掛かった。

ようやく役所から通知書が届いた。近傍隣地の比準地から割り出された単価が載っていた。この単価に非課税地の面積を掛け、さらに0.3を掛けたものが評価額になる。後は他のものと合算して×0.4%で登録免許税の金額が出る。

登録免許税は10,900円だった。田舎だから意外と安い。書類を取り寄せたりの手間暇はあるものの、本を見ながらこの金額で出来るならば、専門家にお願いするまでもないなぁ、と思った。

登記申請書はWordで作り相続関係説明図はExcelで作った。

相続人は私一人、という一番シンプルな相続だから難しくはなかった。これが兄弟姉妹が多くてしかも仲が悪いとか、何度も結婚離婚を繰り返してるとか、腹違いの兄弟やら隠し子やらがいる、なんてことになると複雑だし、なかなか手続きを進めることが出来ないだろうな、と思う。

登録免許税分の収入印紙を買い、書類に不備がないか何度もチェックして、今日ようやく書留郵便で発送した。

あー、終わった!やれやれ。ようやく肩の荷が下りた。