また一人辞めることになった。
↑この書き出し、もう何回目だろう?
辞めることになったのは、5月のコロナ自粛、短縮営業の時期に「こんな時に普通に営業を続けるなんて考えられない。仕事を辞めたい。しばらくお休みさせてほしい。」と訴えたKさんである。
その後Kさんは何事もなかったかのように復帰して、普通に仕事をこなしている様子だったが、心の中では不満がずーっとくすぶっていたようだ。キリの良いこの時期に退職する、と申し出た。引き止められる事もなかったらしい。
昨年11月にこんな記事を書いていたが、考えられる対策は今も同じだなぁ、と感じる。
今の職場で働いて12年3ヵ月。途中6年目あたりから遅番パートに変わった私。遅番は慢性的な人手不足でどうしようもない状況だったが、早番パートは人気で人手に困ることはなかった。
Kさんが辞めると早番パートはOさん1人。勤務時間3〜4時間のショートの人が2人。あとは社員でなんとか埋めていくしかない。ショートの人たちは子供さんがまだ小さいので、午後1時くらいまでしか働けないのだ。
Kさんは6年目くらいの中堅パート。新人さんたちへ指導しながら自分の仕事をこなす、という事をずっとやって来た。最近は嫌になるとすぐに辞める人が多くて、ウンザリしていたのだろうな、と思う。
ようやく仕事を覚えてくれたかな?という頃に辞めて行くから、いつもいつも新人さんのお世話をしなければならない。
コロナ禍で業績が悪化→ 人員削減してコストカット→ 少ない人員でも売り上げは上げろ→ スタッフは疲れてヘトヘト
という悪循環。
この悪循環を断ち切るためにはどうしたら良いのだろう?見捨てる気にもなれないし、どうなるんだろう?という興味もある。
そういう思いを抱えている人が、今はあちこちに居そうな気がする。
