rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

まずは長男の引っ越しから!

先週末の9日と10日は長男の引っ越しだった。

すでに別の場所に移り住んでいて、大学近くに6年借りていたオンボロ(失礼)アパートを引き払うだけの引っ越し。これがなかなかの難行苦行。夫は何ヵ月も前からこのことで悩み、イライラしていた。

引っ越し直前はイライラMAXだったので、「別にあなたがイライラしなくても。ちゃんと出来なくても本人にやらせて、出来ないと困るという経験をさせればいいんじゃないの?いつもいつも助けてあげなくても。」と話したら、「アパートは親の名義で借りていて、支払いもこちらでしている。当然、壊れていたり落ちない汚れがあればこちらに請求が来る。責任があるからキッチリやりたいんだ。大学卒業までは親の責任。その後はヤツに任せるよ。」とのこと。最後だと思って手伝いに行ってくれた。

引っ越し前日。夫は朝から1人でもくもくと荷造りと片付け。昼頃、長男が来て、ブックオフに本を売りに行ったり、電化製品を売りに行ったりしたそうだ。夫はレンタカーを借りて運んでくれた。長男は夕方帰り、夫は泊まりこみで1人で作業を続けた。「まったくアイツは役に立たないな〜。でも、そういう風に育ててしまったのは自分たちの責任だな。」とブツブツ。本当に。申し訳ない。

2年前の年末年始。夫と私と次男で長男のゴミ部屋を片付けに行ったことがあった。その時に比べればかなりきれいに整理整頓されていた(画像で見る限り)。彼女さんがちょこちょこと片付けてくれて、電気、水道、ガスを止める手続きもやってくれたようである。ありがたいやら申し訳ないやら。

引越し当日。朝から業者が来て、一切合切持って行ってくれることになっていた。長男もやって来て立ち会った。六畳一間で39,000円という料金だったのだが、「話が違う。こんなにモノが多いとは思わなかった。50,000円いただきます!」と業者に言われて交渉してもダメだったらしい。そのくらい長男の部屋にはモノがひしめいていたのだ。まったくもう!

長男は何を言われてもヘラヘラ笑ってるだけだったらしく、夫も諦めの心境。しかし、とりあえずは終わった。肩の荷がおりた。長男はゴチャゴチャした中で暮らすわりには、モノへの執着がなく、捨てることへのためらいもまったくないので、片付ける時は全部捨てることになる。ムダなことをしてるなぁとも思うけど。

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家の片付けをガッチリ頑張るために、ゴミ屋敷の片付けを仕事にしてる人のブログを見ていたら、こんな記事があった。

汚部屋クリーナーみなみの日記

「教えればできる!」というタイトル。
片付けが出来ない人を、脳の病気とか発達障害とかで片付けてしまいがちだけど、みなみさんが関わった人たちは、ちゃんと教えれば出来るようになった、とのこと。

汚部屋になってしまう人たちの特徴として「先送り癖」があるのだそうで、物事に正面から取り組むことから逃げているのだそう。教えればちゃんと出来るようになる。ちょっと未来が明るく感じられる話だ。

私自身も片付けられない女だった。結婚して夫に怒られたこと数知れず。言われたことを先送りしないでサッサと取り組むようになったら、片付けも出来るようになった気がする。仕事でも日々片付けと格闘しているので、自然に鍛えられたのだろう。

「教えれば出来る」そうだよな。この点、長男にはかなり甘くしてしまった。次男はもともと片付けが好きな子だった。せめて先送り癖だけでも克服させてあげたいな。今からでも頑張ろう!