rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

考え方のクセ

先週末、休みをもらい、東京の夫(単身赴任10年目)の所に行って来た。藤沢在住の長男とも待ち合わせをして、家族3人水入らず。(二男は自宅で留守番)

長男はとても元気そうで、「9月頃、彼女の実家に挨拶に行こうと思ってる。大学を卒業したら結婚するつもりだ。お父さんが怖い人でキレやすいらしいけど、彼女はとってもいい人だから、頑張るよ。」と言っていた。過去に付き合った男の人たちとは、怖いお父さんが原因で別れたらしく、彼女も多くを語りたがらないとか。結婚するためには乗り越えて行くしかない壁である。ガンバレ!

3人でぶらりと散策した後、長男は夕方帰って行った。自宅でゆっくり晩御飯を食べて、日曜日は朝から出掛けた。

文京区の白山神社あじさい祭りが開催中だった。

その後、何の縁もゆかりもないが東大の本郷キャンパスを見て、上野公園の方に抜け、浅草の浅草寺に行って帰った。うちの夫は良く歩く。左足にマメが出来た。こういう時はやはりウォーキングシューズじゃないとダメだな、と後悔した。

夕方の新幹線。自由席で帰ったら非常に混んでいて1時間座れなかった。orz
東京の旅は楽しかった。

☆   ☆   ☆

人それぞれ、“考え方のクセ”はあるものだと思う。
パート仲間の1人は、「飛行機なんて怖くて乗れない」「フェリーも揺れて船酔いするからダメ」「長時間車に乗ってるのもダメ」「方向音痴で知らない道走れないし、車線の多い道路は怖いから、車の運転も知ってる範囲だけ」と、とにかく、「ダメ」「無理」「出来ない」が多いのだ。車の運転に関しては私も同じだけど。旅行は楽しいのに、自分で可能性を狭めてしまっているのでは?とも思える。

「お酒飲みに行くのも大好きだったけど、22才の時にドクターストップが掛かったの。私の肝臓は酒飲みに向かないらしいの。」などなど、やたらと「ドクターストップ系」の話が多い。少し具合が悪くなるとすごく気になって病院に行くタイプなのかな?

「子供を妊娠した時につわりがひどくて、出産はこれで最後にしなさい、とドクターストップが掛かったの。」とも言っていた。

「小さな頃に海で溺れかかってから水が怖くて。泳げないの。水泳の授業はずっとさぼってた。親が学校に強く言ってくれたから、いつも見学していた。」なんて話を聞くと、親もけっこう過干渉で、彼女は自分の不安感を打ち破る経験をせずに大人になってしまったのだろうか?とも思える。

仕事上でも何かあると、まず不安を訴える。周囲の人をつかまえてちょこちょこと不安な気持ちを吐き出す。

過去の話が多い。「私が小さかった頃はね。」「私の若い頃は・・・」などなど、どこかのおばあちゃんと話してるような気分になる。

「欲しいものが何もないんだって。私なんか、欲しいものがたくさんあって困るのに。」と他のパート仲間が言っていた。そういえば彼女は、「スーパーにもあまり行きたくないの。以前、2週間、買い物に行かずに家にあるものでご飯作ってたこともあるのよ。」と言ってたっけ。スーパー好きで計画的買い物が苦手な私には想像も出来ない。

職場は社会の縮図のようなものなので、自分と気の合う人ばかりではないことは承知しているが、正直、合わせるのがなかなか辛い。彼女もきっと私の事をそう思っていることだろう。休憩時間が毎回一緒なのだ。職場の人間関係の悩みで休憩時間に関するものは多いらしい。

他人の考え方を変えることは難しいので、自分の接し方を変えるしかないのだろうな、と試行錯誤の今日このごろだ。