rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

素直

思えば1年ほど前は、パート先の遅番問題で苦しんでいた。「私が遅番に回ります。」と宣言してから半年以上が過ぎた。今では体もすっかり遅番モードである。

また1人、1年ちょっと勤務したパートさんが今月いっぱいで辞めることになり、今度は「早番が足りない!」という切羽詰まった状況になっている。なんということだろう。

遅番は、私とAさんの主婦パート、大学生のHくん、大学院進学予定を取りやめて急遽就活中のOくん、就活中なのでたまにしか勤務出来ない大学生のTくんの5人。中番Oさんも月に5回くらいは遅番勤務。これだけいれば何とか回せるようになって来た。

早番はMちゃんが3月で辞め、中番も1人契約更新なしで3月に辞め、またまた1人・・・。どう考えても人手不足なのだ。日中のほうが来店客は多いのでお客様対応が大変である。

ようやく1人、新人主婦パートさんが入って来た。基本は早番だが、晩婚で夫婦二人、子供さんが居ないとのことで、「遅番にも入れます。遅番の仕事も覚えたいです。」と意欲的。遅番で3回ほど一緒に仕事した。

人に教えるって難しい。なかなかうまく出来なくて日々試行錯誤なのだが、この新人さんは違っていた。すごく素直。スイスイ吸収する。わからないこと、理解出来なかったことは、申し訳なさそうにわかるまで聞いてくる。

(あれ?なんかすごく教えやすい!)と思った。いつでも、パッとメモ帳を取り出して書いて、わからないことはドンドン聞いてきた。覚えなきゃ、と意欲的なのがこちらにも伝わってくる。

私だけではないようで、新人Oくんも遅番の閉店業務などをつきっきりで教えてた。教えてあげたくなるような新人さんなのだ。

新人Kさんに「覚えが早いですね!」と言ったら、店長も「Kさんには出来るだけ長く勤めてもらいたいです。ぜひ、他の先輩たちを追い抜いて行ってください!」と言っていた。入社してまだ数日だけど、店長クラスになると、仕事ぶりから見てわかるらしい。そりゃあそうだろうな、と納得である。

Kさんは結婚前、介護の仕事をされていたのだそうだ。もうあと数日しか生きられないような重症の方々のお世話をしたのだそう。厳しい仕事を経験した人は、やはり良く働くのだな、と思った。

仕事に対する心持ちの違い、意識の違いなのだろうか?一緒に働いているとよく伝わるものである。