rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

否定的な人

早番の先輩から引き継いで、新人さんに仕事の指示を出していた時のこと。「えーっ、◯◯さんはこういうやり方だったのに。」という反応が返って来て戸惑った。「・・・のに」って、こちらのやり方を否定する言い方である。

品出しに関しての指示を出していた時も、「こういうやり方だと、お客様からみたら分かりにくいと思うんですよ。値段がついてない、と言われたりするので、セットのものはこうやって出しましょう。」と言ったら、「えーっ、そんなことお客様から言われたことない。」という返事。

些細な事だが一事が万事。「はい、わかりました。」という素直な返事が返って来た試しがない。

「人によって言うことが違うんだよねー。」とも言われ、教えてるこちらの方が悪いのかな?と思ってしまうことも度々。そんな世代ではないはずなのだが、マニュアルどおりじゃないと覚えられないようだ。

大学生アルバイトのTくんが新人さんに接客のことで注意をしたら、「えっ、何のこと?何言ってんだか、さっぱりわっかんなーい。」と言っていた。

私だけ、格下認定されてるのかな?と思って人知れず悩んでいたら、「私もそう思っていたよ。なんでも嫌味な言い方で返すよね。苦手だわ。」とパート仲間Aちゃんが言ってくれた。

休憩時間中も「私、人の顔と名前を覚えるのがすごく苦手で。名前と顔が一致しないの。」「私ってメモ取れない人だから。メモの取り方がわからないし。」「一晩寝ると忘れちゃうのよ。」などという話のオンパレード。「無理!」「絶対出来ない」「ダメだわ」ばっかり。

学生時代によく居た、「全然勉強してないのよー。今日のテスト、全然ダメだわー。」と、とにかく予防線を張るタイプなのか。

人の顔に興味が無いのに、なぜ接客業を選んだのか??謎である。

自分のことを否定するのは、まぁ仕方ないのかなと思っていたが、仕事上の指示までも否定するなんて。思考回路が否定的なもので凝り固まっているのだろう。

私はこのタイプに弱い。うまくかわすことが出来なくて落ち込んだ。

今までそうやって生きて来て、彼女にとっては普通のことなんだろうな。そして、家族や子供たちもそれを普通と思ってしまうのだろう。

否定的なものが染みこんでいるためか、体のあちこちが不調で病院通いをしているという。

穏やかで暖かくて優しくて美しいもので心を満たしたい!否定的なものは嫌だー、と葛藤している今日この頃である。