rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

実家の座敷を1人大掃除

10月27日〜29日まで実家に行って来た。

7月の末に弟が急死してから、9月は四十九日にも行ったし、月に一度位は実家へ行っている。今回は10月6日に亡くなったT子さんの墓参りと、弟の月命日の墓参りもして来た。

新幹線で一時間半、乗り換えて在来線で一時間半の道をはるばる来たのだから、と、今回もお掃除&片付け。

台所の換気扇がスイッチの故障で使えなくなったまま放置されていたため、ガステーブル近辺が油汚れでギトギト。窓のあたりまでギトギト。そこの汚れ落としに苦労した。

「換気扇は業者を呼んで新しいのを取り付けてもらうよ。それにしてもすごい汚れだな〜。この家を建ててから25年。一度も掃除してなかったかも?」と父。ひえーっ!!いやいや、母の葬式の後、私が大掃除したわよ。でも、あれから12年・・・。今まで実家のことは放ったらかしだったな、と大反省。

座敷は1人で大掃除した。田舎なので畳敷きの広い座敷なのだが、弟の葬儀の時も天井から吊るされた和風照明の汚さが、気になって気になって仕方なかった。

「おじいちゃんの家に泊まると、かなりの確率で喘息になるから。あの照明にかなりのホコリがたまってるせいじゃないかな?マスクして寝たら大分ラクだったよ。」と二男が言っていたので、サッサと掃除したかったのだ。

脚立に乗り、天井から外してきれいにしようと思ったが、大きめの照明でワイヤーで頑丈に固定されていて難しかった。中に雑巾を入れて拭き、はたきでホコリを落とした。

蜘蛛の巣取りも使って、隅々まできれいに掃除。畳も拭いた。写真を撮ることも忘れるほど、夢中に掃除。

父の寝室もかなり汚れていた。照明器具の上には大きな綿ボコリが大量に!多分、こっちは本気で25年掃除してないかも?というくらいの汚さだった。

母がリウマチで体が不自由。父は掃除の細かい所まで気が回る方ではなかった。今まで放置してきた私も悪い。

これからは自分がこの家も片付けて掃除して管理して行かないといけないのだな、と思うと、やることは際限なく出てくるのだ。

押入れを開けるたび、昭和時代の置き土産を大量に発見してはビビる。「ぎゃっ。」と叫ぶこと多数。これはもう、数年間計画で取り組まないといけない大問題。処分するのにお金も掛かる。

「12月の初め頃、また来ようか?」と言ったら、「いいよ。年末までオレ一人で大丈夫だ。来ることないよ。なぁに、片付けなきゃいけないことは、まだまだ際限なくあるから。ゆっくりやって行くさ。」と父。

実家の周辺は高齢化が急速に進み、それがために隣近所でいろいろ助けあったりもしている様子。老いたからといって暇を持て余しているわけでもないようだ。

「自分が生まれた土地で死んで行きたい。ここを離れたくない。出来るだけ自分のことは自分でやりたい。」という父の意志を尊重しつつ、でもサポートして行きたいな、と思う。

本人の希望を叶えてあげたいし、そのためのお手伝いはいつでも惜しみなく出来るように。離れていると心配なことも多いけれど。父が元気に暮らせるように、と願ってやまない。