さて、「79才の父にiPadをプレゼントしよう!」と思い立ったものの、側に居て教えてあげられるのはせいぜい2日ほど。その後、ちゃんと活用できるようになるかがとても心配である。
とりあえず、家のパソコンと画面通話が出来るようにSkypeと、こちらで撮った写真が見られるようにDropbox。最低限、この使い方だけはわかってもらいたい。
ネットで老人向けの手引書のようなものを探したがなかなか見つからず。YouTubeでは公開してる方がいた。しかし、それを見て父がすぐに理解出来るかどうか?ちょっと無理かなと思った。
父は年齢の割に知的好奇心が旺盛で、読書も好きだし政治にも詳しいが、「オレはパソコンとかは全然わからん!」と受け付けない感じ。周囲には息子さんに教えられて、ExcelもWordもチャチャっと使いこなしてる人もいるらしい。
二男が「この本がわかりやすそうだったから。」と買って来てくれた。
できる ゼロからはじめる iPad Air/mini 超入門 インプレスジャパン
なかなかわかりやすい!でも、父は面倒くさがって読まないかも・・・。何か良い方法はないものか。
「そうだ!スクリーンショットを撮って印刷しよう!」と思い立った。Dropboxにアップロードすれば同期するから、パソコンに取り込んで印刷出来る、と思ったのだが上手く行かず。うーん?と悩んでいたら、「お母さんのアカウントじゃない?一度ログアウトして、おじいちゃんのアカウントでログインしないとダメだよ。」と二男に教えられた。なるほど。
画像をiPadからパソコンに送れた、と思ったが印刷出来ず。pngファィルってなに?と悩んでいたら二男が、「クラウド上でパソコンに取り込んだだけだから、ダウンロードしないと印刷出来ないんだよ。画像を右クリックするとダウンロード出来るよ。」と教えてくれた。なるほど。
1ページの半分に画像を印刷し、簡単な説明を書き込んでひと目でわかるように作ってみた。うちの父の世代には紙の説明書が拒否反応もなくていいと思うのだ。
「ええーっ、カンタン過ぎじゃないの?」と二男。そうかも知れないけど、私達が帰った後ですっかり忘れてしまう可能性もあるわけで。
夫には「Wordに貼り付ければカンタンだったのに。説明文も打てばいいし、吹き出しを使ったり出来るし。」と言われた。なるほど。しかし、結局、手書き感満載のものになりそう。
分かりやすく使いやすく。相手の立場に立って作るのはなかなか難しいけど面白い。