rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

友人とランチって何ヵ月ぶりだろう?

新型コロナウィルス 対策にも慣れてきて、Go to Eatキャンペーンも始まってる事だし、ということで、友人Kさんと久しぶりにランチに行って来た。

 

夫以外の人と食事やおしゃべりを楽しむなんて何ヵ月ぶりだろう?と調べてみたら10ヵ月ぶりだったようだ。仕事仲間との食事会・女子会もなく、転勤や退職の人も多かったのに送別会も何もない日々。だから、すごく新鮮だった。

 

コロナ禍のこの時期に、自分の生活を見つめ直した人は多いと思う。我が家も、家電品やら必需品が次々壊れて買い替えたりした。Kさんは、なんと庭の大改造に取り組んでいた。

 

Kさんの家もうちとほぼ同じくらいの築年数。ガーデニングブームの頃に建てた家は、植栽が育ち過ぎて大木に成長している。Kさんは関節が痛くて、草取りや庭木の剪定がまったく出来ない状況。

 

「思い切って庭木を全部処分したの。自分で花を植えて楽しむくらいの小さな花壇を作って。あとは全部、抜いたり切ったり。もう、すっごい本数だったよ〜。片付けて処分場に持っていくのが超大変。何往復したのかしら。業者を頼んでやってもらった。シロウトには無理よ。」

「庭木を全部処分して、やれやれと思ったら、抜いたスペースに雑草が生い茂ってびっくりよ!こぼれ種なのかしら。それで、業者にコンクリートを流して固めてもらうことにしたの。一般家庭でこんなにコンクリート流したのは初めてだ、なんて言われちゃったわ(笑)。朝起きたらでっかいミキサー車が止まっててびっくりした。」

 

Kさんは「この10年くらい、庭をどうしようかと悩んだけど、今年は絶対に先送りしないでやろう!と決めたの。」と決意を新たにしていたらしい。

 

「外壁と屋根の塗り替えもしよう、と決意して、何社からか見積もりを取ったの。なかなか決めるのが大変で。結果的には弟のツテを頼ってお願いすることに決めたの。」

決断続きで大変だったらしい。ご主人亡き後、困るのはこういう大きな決め事なのだそうだ。周囲の人たちに相談しながら頑張っている様子。

 

「一人息子にちゃんとした形で残してあげたい。ここまでは私が頑張ろう、と思って。」と話していた。えらいなぁ。

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☆   ☆   ☆

Kさんは介護パートとして働いている。実家のお母さんは80歳近くなって一人暮らし。週一回くらいは妹さんと2人で様子を見に行ってるそうだ。

 

「自分の親の介護って感情的になってダメなのよねー。ちゃんと勉強して分かってるはずなのに、イライラして怒りっぽくなって。だから、介護って1人で背負ったらダメだって、よく言われる。他人を入れて風通し良くしておいた方がいいんだって。」

 

「親の介護でトラブルが多いのは、一番は娘なのよ。なんでこんなこと出来ないの!ってなって、暴言吐いたり、叩いたり。その次が息子で、その次が配偶者、だったかな。嫁は他人だから一線を引くのよね。」

 

「でも、母親が認知症っぽいとか、娘は気づくけど、息子はよくわからないみたい。あれは何なのかしら?」という話になったので、「あーっ。うちの夫もそうだわ。うちの母さんは頭はしっかりしてる、とか言っててびっくりしたもの。」という話で盛り上がった。

 

一年前、義母の特養ホームを訪れた時に、スタッフの男性が「認知症の進行も落ち着いてる様子で。」と説明してくれた時に、「認知症?どこが?」とびっくりしてて私が逆に驚いたという話をした。「やっぱりね。」とKさん。

 

こうやって知らない世界の話を聞けるのが、とても刺激になる。久しぶりにガハハと笑いっぱなしで楽しい時間だった。

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