rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

姑根性

「お母さん、この頃仕事が楽しそうじゃないね。前の店長の時は、なんだかんだ言いながらもすごく毎日楽しそうに仕事してたのに。この頃は愚痴が多いよ。」と二男に言われてドッキリ。

そのとおりなのだ、本当に。前の店長はギャグを連発してケタケタ笑ってるような人で、職場の雰囲気が良くて和気あいあいだった。仕事の合間によく喋って、みんなで大口開けて笑ってることも多かった。

夫と二男が休みの日に私の職場にこっそり来ていて、「お母さん、笑いながら仕事していて、すっごく楽しそうだった。」「お前はいいなー、仕事が楽しそうで。羨ましいよ。」と言われたこともあったなあ。

ここ4ヵ月ばかりは憂鬱な気分と闘いながら出勤していた。同僚が気心知れた良い人ばかりなので、何とか持ちこたえてるような感じである。

たまりにたまった仕事を、ようやく協力して片付けられるかな?という所へまた困難が押し寄せてきた。7月初めに会社の中核の幹部の方たちが大人数で視察にいらっしゃるそうで。棚の中の隅々まで、片付けや掃除が徹底されているか、細部の細部までチェックされるとのこと。

そんな〜、よりにもよってこんなに人もいなくて大変な時期に。ほとんど不可能に近い話だ。6月は手術のため長期間休む人が2人もいるのに、まったく何の手立てもされてない。社員が数名いて、実行部隊はパート。パートとはいえ、責任もあり大変だ。

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「ちょっと、見たわよ、rosaちゃんったら!」と、昨日の朝、同僚Tちゃんがやって来た。数日前、新人さんが私に仕事のことで質問していて、その答えが合っていたことを確認すると、「わぁ、合ってた。仕事、だんだんわかってきた!」と新人さんが嬉しそうに言ったのに、私はそれに同調せず、振り向いた時の顔の表情が怖かった、とのこと。

「rosaちゃん、すごい顔してたわよ。」と言われ、「うわっ、それはヤバイわ。」と思わず口走った私。顔に出てしまったのか・・・。正直過ぎるにもほどがある。こんなことで新人さんに嫌な思いをさせてしまってはいけないのだ。

仕事のことは何でも親切丁寧に教えてあげよう、と思っているのだが、意地の悪さが端々に出てしまってるようで申し訳ない。自分が新人だった時の気持ちを思い出しながらやって行かなきゃ。

かまってあげるべき所で、ついつい「面倒くさいなぁ。」と思ってしまうことがあるからなぁ。これぞまさしく“姑根性”なのだろう。

男の子二人の母親は、将来必ず“姑”になるわけで。息子たちのお嫁さんに嫌な思いをさせるような人間にはなりたくないのだ。

職場の人間関係も、接客と同じように心がけて行かないと、と思った次第。楽しく仕事していけるように、自分で変えて行こう。