1年で一番の繁忙期を迎えた職場。ここの所、毎日毎日てんてこ舞いである。早番パートはみんなゲッソリ。遅番パートもクタクタ。
新人パートOさん(53才)は、中番シフト(12時から6時)と遅番シフト(午後2時から8時)半々で入っているのだが、「遅番はやっぱりキツイわ〜。体が持たないわ。中番で帰れるとやっぱりラク。全然違うわ。来月からは店長に話して、中番にしてもらうようにします。」「この前、車をこすっちゃって。そんなに疲れるなら、仕事辞めちまえ!って、主人に怒られたんですよ。」「私は持病もあるので。パート始めるのは、娘も大反対だったんです。」と、早々に、辞めたいのかな?と思えるような発言を連発。
ある意味、羨ましい。
それほど切羽詰まった感じではないのと、私のように「自分から引き受けたからには、遅番で頑張らないと。」なんて意気込みもなく、簡単に「遅番は嫌だ」と言えてしまう感じが。
家族の反対。そりゃあそうだな。私も最近の忙しさと疲れで生活が荒れ気味(?)。夜遅く帰ってご飯は作っても、後片付けが面倒で食器洗いを翌朝に回してしまったり。夕食の買い物と下ごしらえで手一杯なので、昼は冷凍のパスタばっかり、とか。
「お母さん、忙しくて大変なのはわかるけど、せめて朝昼もちゃんとご飯を炊いて欲しいよ。」と二男に言われたり。手抜き料理のオンパレードだし。
Oさんは、「遅番で帰ってから晩御飯を作って、家族でゆっくり喋りながら食べてると10時半くらいになっちゃうんですよ。それから片付けるから、寝るのが遅くなっちゃって。」と言っていた。
まあ、そんなのは自分なりに工夫すればどうにでもなると思うけど。要するに遅番では働きたくない、ということだろう。
もう一人の新人バイトくん、大学生H君は対照的に寡黙な男の子。楽しくなさそうに仕事していて、仕事終わりにめっちゃ深ーいため息をつく。
「Hくん、危なそうですよね。辞めるんじゃないですか?なんて、私も危ないですけどー。」と、Oさんが笑ってた。笑うようなことか?
入って早々にシフトの変更を言い出したり、辞めるかもしれない的なことを匂わせたりするような人は、やっぱり辞めていくんだろうな、と思う。
求人誌に募集をかけても遅番に応募してくる人はいない。このままでは、遅番の人手不足は解消されるはずもなく、私とAちゃんだけでやっていくしかなくなる。orz
6年ちょっと一緒に働いてきたMちゃんは、この度転職することになり4月で辞めることになった。
自宅近所に老人施設が出来、介護系の正社員として採用されたとのこと。もともと福祉系の大学卒だったMちゃん。土日も休めて正社員。今の職場よりずっと待遇が良いのだ。
うちの職場的には大きな戦力が抜けて痛手だが、Mちゃんにとっては幸運なこと。みんなで喜んだ。
「Mさんが辞めるので、今度は早番でも募集をかけます。rosaさんを早番に戻すのが筋ですが、遅番を新人ばっかりで埋めるわけにはいかないし、締め業務のこともあるので、申し訳ないがこのまま遅番でお願いします。」と店長に言われた私。orz
そうだろうな。この状況では致し方ない。なかなか改善されない職場状況である。