rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

通院日・思いがけないこと

手術から2年半。今日は3ヵ月に一度の通院日だった。

早起きして準備したので、これまでで一番早く8時13分に病院到着。こんなに早いのに、乳腺外科の待合室にはすでに患者がいて、ドクター達は8時から診察を始めていたようだ。結局、予約どおりの9時過ぎに診察室へ呼ばれた。

触診も超音波検査も異常なし。次回の診察の予約をしてお薬を出してもらって、といつもどおりの診察だったが、
「次回診察は3ヵ月後で8月ですが、実は私は異動が決まりまして。8月にはここには居ないので、別のものが診察することになります。」
とドクターに言われてびっくり!!

まったく予想だにしていなかった。あまりにも驚いたので、「6月いっぱいで」とおっしゃったのか、「7月いっぱいで」とおっしゃったのか、思い出せない。とりあえず、自分とはもう今日でお別れなのね、という思いだけで精一杯だった。

これから先もずーーっと診てもらえると思い込んでいたので、とっさのことに気持ちが追い付かなくて、「ありがとうございました。今までいろいろ・・・本当にありがとうございました!」としか言えなかった。

「今回で手術から2年半。5年を目標に頑張ってくださいね。」とドクター。あらショックだわ。何だか寂しい〜。

診察は早く終了したものの、その後行かされた血液検査室は激混みで一時間待ちだった。この待ち時間中に、乳がんのお友達にメールを送りまくった。全然知らなかった人も多くてみんな一様に驚いていた。「えええーっ、ショックー!!ずっと診てもらえると思ってたのにー。」と返信をくれた人もいた。まさかこんなことがあろうとは・・・。メールの返信、みんなすごく早かった(笑)。

健診で乳がんが見つかり手術して。HER2陽性・ホルモン陽性で抗がん剤ハーセプチンもやることになり。その後、東日本大震災。この2年半の非常に濃い経験の中で、何かしら思い出すたびにドクターのことも思い出すのだろうな、と思う。抗がん剤も震災も、自分の一生の中でも強烈な印象を受けた出来事だから。

突然過ぎてうまく伝えられずに残念である。手術入院、一泊入院などを経験して、お医者さんたちの激務ぶりを間近に見て、本当に大変なお仕事だな、と思うことばかりだった。今まで本当にどうもありがとうございました。