rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

ハーセプチン2回目

ハーセプチン2回目投与に行ってきた。

この1週間ほど、毎日下痢気味な私。調子が良くても、お腹の中はいつもギュルギュルいってて、出るとゲーリーなのだ。なんかこう、腹に力が入らないと、気持ちまで弱ヨワになってしまうみたいで。関節痛がひどかったのも、ここ2週間ばかりのこと。残業疲れも出てきたのだろうか。

私の通う病院には、「化学療法治療室」なるものはまだ完備されていないらしく、日帰り点滴投与の患者も、入院病棟の大部屋で点滴を受けて帰るのだ。今日は入院病棟が満床とのことで、空いているリカバリー室(多分)での投与となった。

今までも何度か一緒になった、ハーセプチン仲間のIさんと一緒の2人部屋。Iさんは今日で15回目とのことで、ゴールが見えてきたところ。

治療中に引っ掛かった検査の話になった。
「手術の前日に、突然、腫瘍マーカーで数値の高い所があるから、他のところのガンの疑いがある、なんて言われたのよ!あの時は本当にびっくりしたわ。」

Iさんは2010年3月手術。手術後、ドレーンが抜けるのを待って大腸がんの検査をした。結果は“異常なし”。その後、胃カメラもして“異常なし”。それにしても大腸検査は辛くて体重激減、胃には十数個のポリープが見つかるなど、大変な思いもしたらしい。やれやれ、と思ったものの、今度はPET検査で引っ掛かった。

「結果は卵巣が腫れてる、ってことだったの。まったく検査のたびに引っ掛かって、この病院のいろんな科にかかってるのよ。この前は耳の聞こえが悪くなって耳鼻科へ、先日は眼科で診てもらったし。」
Iさんは私と同じ年。いろいろ悪いところが出てくる時期なのだろうか。

ハーセプチンの点滴を受けながら、看護師さんとの面談(というか問診)。関節痛のことについて訴えた。

抗がん剤終了後、ハーセプチン投与が始まる前だった。(あれ、ペットボトルのフタが開けにくい。)と思った。2Lのヤツだ。そういえば、朝起きたときに手が痛いな。そこから始まった。最近ではあちこちの関節が痛いので、重いものを持ったり運んだり、しゃがんだり立ち上がったりが大変なのだ。敏速に動けなくて、「アイタタタ・・・。」を連発してる。

そういう状況を伝えたところ、「乳腺外科の領域では処方出来る薬は限られてるんですよ。それを服用して良くなるくらいだったら心配ないんですけどね。」という返事だった。「私の母はリウマチで長い闘病生活の末亡くなったので、もしこれがリウマチだったら・・・と思うと、ショックです。」とも伝えた。最終的にはドクターの判断、ということになった。

ハーセプチンの点滴終了。
今回からまたノルバデックスの服用も始まった。何しろ私は、ホルモン陽性、HER2陽性のトリプルポジティブ。手厚い治療でお金も掛かる。そして、ゾラデックス注射を打ってくれるドクターがやってくるのをしばし待った。

ドクターはおメメパッチリの美人な女医さん。
朝起きた時の手の指のこわばりについて、
「うーん、慢性関節リウマチの疑いがありますね。紹介状を書いておくので、内科で詳しく診てもらってください。」とズバリ。
手の指のこわばりから疑われるのは、まずはリウマチなのだそうだ。やっぱりそうか。
「先生、整形外科じゃないですか?」「ううん、リウマチは内科だよ。」と、看護師さんとのやりとりが聞こえた。

次回のハーセプチン投与に合わせて内科受診の予約も入れたら?と看護師さんは言っていたが、「3週間も待つのは辛くない?もっと早い方がいいよね。いつ来られますか。」との先生の判断で、来週ということになった。とりあえず、の痛み止めも処方してもらった。

美人だけど冷静でサバサバ。カッコイイ!

ハーセプチン投与の時は、これで終わって会計を済ませて帰るだけ。主治医とは会うこともなくなるので、ちと寂しいというか、なんだかツマラナイ。まっ、いいか。

それにしても、リウマチか〜。乳がんだけでも大変なのになぁ。リウマチの大変さは、母親をみてて全部知ってるだけにショックだ。とりあえず、まずは検査だ。