乳がんになった時、自分と似た症例の人を探し出して、毎日毎日たくさんのブログを読んだ。
“本当のこと”が知りたかった。本当のところはどうなんだろう？みんな、どんな思いを抱えて治療に取り組んでいるのだろう？と。
自分が書く内容も、本音ばっかり。どストレートというか、バカ正直というか、赤裸々というか。後で読み返してみて赤面することもしばしばである。
だけど、本当のことを書かないブログなんてつまらない！！書く気もしなけりゃ読む気もしない、と私は思う。なので、記事を限定公開で書く、ということもしたことがないのだ。あれはつまらない。
普通なら公にしないような家族のケンカも包み隠さず書き殴ってきた。我が家の良いところは、「トコトンぶつかるわりには、何だかんだ言いつつ仲直りして平和になる」という所だと思うのだが、ケンカ真っ只中の文章はなかなかひどいことになっているので、離婚をススメられるのも無理はないのかな、と思う。でも、離婚したくてケンカしているわけではない。
夫は長男のことが心配で心配でたまらなくて、ついついウザイ言い方をしてしまって嫌がられる。長男は自分で稼いで大学に通うのに必死で、あまりの辛さに泣き事を言いたくなることも多いのだ。その両方の立場も気持ちもわかるだけに、間に入って気を使うのだ。根底にあるのは家族愛なのだ。
いただいたコメントを読んで、そのあたりのことが全然伝わってないということがよくわかった。私の文章の拙さのためだ。怒りに任せてガーッとぶちまけてしまうのも、今後の反省の材料にしたい。
でも、本当の気持ちをぶちまけられないのもなんだかなぁ・・・と思う。これから何を書けばいいのだろう？書く意味あるのかな？
釘を刺されて書けなくなったこともある。ネットの世界は意外に狭くて不自由だな、と思った。
自分と違う意見・考え方の方を受け入れられないということはなくて、いろいろなご意見もバンバンいただきたいけれど、「このコメントは読んだら削除してください」と書かれると、？？？どうしたものか。
