rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

通院日

今日は通院日。

ハーセプチンが終了してから3ヵ月に一度の通院になってしまったので、さすがに知ってる人に会う事もないだろうな、と思っていたのだが、診察が終わって会計に行こうとしていたsumireさんにバッタリ!診察日が同じだったのもホントに偶然。

たまにメールのやりとりはしていたけれど、実際に会うのは8ヵ月ぶりくらい?私が診察室に呼ばれるまでの間、たのしくお喋りできた。そういえば、前回会った時は、2人ともウィッグだったなぁ。今日は自毛で。2人とも完全復活(笑)。

手術入院の時一緒だったSさんともお会いした。「メールしようかと思っていたんだけどしなかったの。ごめんね。今日は私、検査がいっぱいであちこち行かなくちゃならないから。」と忙しそう。でも、検査の合間合間にあちこちで遭遇して、お喋りに花が咲いた。

かれこれ手術から丸二年なので、マンモグラフィ、レントゲン、腹部エコー、血液検査などがあるのだそう。彼女は私よりひとつ年上で、ホルモン療法のみ。月一回のゾラデックス注射も続行中。私はハーセプチン治療終了時に一泊入院でいろいろ検査したので、検査時期は彼女とはズレるのだ。ホルモン療法の副作用で、ホットフラッシュ、疲れやすい、関節が痛い、などなどあるらしく、今年は腕のじん帯を痛めてギブスをしたり、足を怪我したり、いろいろ大変だったらしい。

予約の時間を30分ほど過ぎてから診察室に呼ばれた。

触診のあと超音波検査。この時、以前から気になっていたことをドクターに思い切って聞いてみた。
「右側の乳房のこのあたりが、時々チクチク痛むんですけど、大丈夫でしょうか?」
手術した方の反対側。左側に乳ガンのしこりがあった時、時々、つねられるような痛みがあったので聞いてみた。
「診察上は何も問題ないですよ。ノルバデックスの影響でよくあるみたいですね。問題無いと思います。」とドクター。
返事のニュアンスからして、「時々チクチク痛むので気になる」みたいなことを言う人は多いのだろうな、と思った。問題ないなら良かった。
「血液検査で何かあった場合は連絡しますからね。」とのこと。診察の後に毎回血液検査があり、腫瘍マーカーで調べられてるようだ。

「特別変わりはないです。」「そうですか。では次回はまた3ヵ月後に。年末年始が入るのでお薬は100日分だしておきますね。」と淡々と終了。血液検査をして会計をして帰った。

他の乳がん患者さんと話して、周囲の患者さんたちの話もいろいろ聞いて感じることは、治療が一段落してから、多分1番問題になるのは“心配との向き合い方”なんだろうな、ということだ。

ここの病院の治療が腑に落ちなくて、首都圏の著名な病院に転院した患者さんもいるとのこと。私もまた別の人のそういう話を聞いたことがある。わざわざ時間を掛けて交通費を掛けても、より高度な医療を受けたい患者さんもいる。価値観の違いと言えばそれまでなのだろうけど。私は今の病院のドクターたちを信頼しているので、そこまでして・・・と思ってしまう。

治療が3ヵ月に一度になったら心配で心配で眠れなくなり、睡眠薬を処方してもらってる患者さんもいるとのこと。こういう話はよく聞く。更年期状態になるせいもあるのだろうと思うけど。眠れなくてあまりにも辛い時には、お薬のお世話になるのもアリだと思う。

私はノーテンキなのであまり心配もしていない。というか、仕事が忙しくて疲れてよく眠れていた。心配する暇もなかった。もし再発したら、その時また悩もうと思う。

告知された頃のことを思えば、もうあれから二年かぁ・・・と感慨深いものがある。ここの病院で治療が受けられて良かった、と私は思っている。