rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

赤面症

大学1年の次男の毎日はとても忙しい。

予備校でのバイトが週に3日。高校生相手なので帰りが夜11時すぎになることもしばしばである。その割にはお給料はイマイチ。
突発的に仕事が入ることもあるし、11月からは個別指導の生徒がもうひとり増えることになった。学業との両立もなかなか大変だ。

音楽大好き次男は、バンド活動もしていて、ピアノのサークルにも入っている。休みの日もバンドの練習、ピアノサークルの練習、飲み会、芋煮会などなど、家でゆっくりしていることはほとんどない。

大学の学部は理学部で、ほとんどの人がそのまま大学院に進学するらしい。大学生というと、時間があって遊んでいるというイメージだったが、理学部の学生はよく勉強するようだ。だから次男もずっと勉強している。次男と友人たち、理系クンたちの話を聞くのは面白い。

昨夜は11時半近くに、「いやー、まいった、まいったー。」と言いながら帰ってきた。
「バイト先にすごい美人の先輩がいてさ。すごい美人なんだけどかなり変わってる人で、別に好きとかじゃないんだけど、赤面したら困るな・・・と思った途端、赤面しちゃって。うわっ、これ、誤解されたらマズイ!と思ったら、ますますカーッとなって。どうしよう、どうしよう、ヤバイヤバイと思ったら、ますます収まらなくて。心臓バクバクで疲れた〜。そんなんじゃなくて、赤面症なんです、って周りの人達にも説明したけど。はぁ〜。」
と一気に説明(笑)。

伊賀のカバ丸かっ?伊賀のカバ丸大好き(笑)。

前日もいろいろ忙しくて寝たのが午前四時近く。体調が悪いと、赤面症もひどくなるよう。次男の高校は男子校だったので、女性に慣れてない、というのもある。しかし、高校生の時は、「オレ、全然ホモじゃないのに、一度、(ホモって思われたらイヤだなー)と意識したことがあって、それ以来、“ホモ”という言葉を聞くと赤面してしまうようになった。」と悩んでいた。

今は“美人”と“ホモ”に反応する、まさにパブロフの犬である。面白いけど、本人はいたって真面目に悩んでいる。

「私も二十歳くらいの頃、赤面症だったなー。でも、忘れてるうちに治るよ。(おばさんになるとみんな図々しくなるからね)私の周囲で、大人の男性で赤面症の人も何人か知ってるけど、赤面症の人に悪い人はいないから!大丈夫よ。」
と励ましたものの、四十代くらいでも赤面症ってことは、治らない、っていうこと?おっと、こんなことは言えない。

天然っぷりも赤面症も、性格的に私に似てしまったのだろうか。長男がイジられキャラなのも私に似たようだ。良い所は夫に似たので良かったけど。

自分で仕事をして生活費を稼ぎながら大学に行ってる長男は、ろくに連絡もして来ない。facebookで生きてることを確認してる。次男には、「どこに就職してもいいよ。自分がやりたいようにやりなさい。」と言っている。男の子はドンドン離して、自分で生きていけるようにしていかないと、と思うのだ。

親は子供のことをずっと心配してるけど、子供はあまり考えなくなって行くものなのかもな、と思う。