rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

放射線治療終了から1年7ヵ月の診察日

今日は放射線クリニックの診察日だった。

前回は2月20日。ウィッグをはずして行ったら、「あら、誰だか全然わからなかったわ!雰囲気、全然違いますね。」と受付の人に驚かれ、その後美容室でカットしてもらったのだった。

あれから半年経ったんだなあ。すっかりヘアスタイルも元通りで、体調も良く、ごく普通に生活している。クリニックに来て(そういえば私は乳がん患者だったんだ)と自覚したくらいのもので。ブログを10日も放置しちゃってるし(汗)。

私が通っている病院では、手術後の放射線治療は他の病院で受けることになっているのだ。総合病院なんだけど。ここのクリニックに通っていた頃(2010年12月〜2011年1月)は出来て間もなくて患者も少なかったのに、今では待合室もほどよい混雑ぶりで、予約時間を30分ほど過ぎてからようやく呼ばれた。

ハーセプチン無事に終了したんだね。おめでとう。体調はどうですか?」とドクター。「ありがとうございます。特に変わりはないです。」と私。診察後、「セキが出たりもしていないね?放射線照射終了から1年7ヵ月くらいか。肺炎になることもあるかも知れないから、カゼなどひかないように気をつけてね。」とドクター。次回は6ヵ月後。2月18日の予約。

ネットで乳がん患者さんのブログを拝見したり、周囲の癌友との情報交換から、治療の順番がケースバイケースなのを知った時は驚いた。みんな同じような順番で治療を進めていくものだと思っていたから。私の場合はHer2の検査で疑陽性でさらに検査されたためか、「手術後はすぐに放射線照射」だった。ホルモン陽性患者はみんな同じ。全摘の場合は放射線治療はなしだった。

手術⇒放射線抗癌剤(FEC、EC)⇒ハーセプチンとやってきた。ホルモン感受性が高いのでホルモン療法も手術後すぐだった。「ゾラデックス3年、ノルバデックス5年」の予定。抗癌剤投与中はゾラデックスは中止。ハーセプチンになってからはゾラデックスも打ちながら。閉経状態なのでゾラデックスは1年8ヵ月で終了となった。今現在はノルバデックス服用のみだ。

(フルコース治療、大変だなあ。)と思ったけど、ひととおりやってきて今は、(やるだけやったからいいや。)と思えている。

夏休みで帰ってきた夫が、「家の中すごく片付けたね。クローゼットの中や納戸の中まで片付いていてびっくりしたよ。外の物置の中まで。おまけに庭の木の剪定まで自分でやっちゃって。芝生も刈り込んでくれたし。いやー、同じ人とは思えないよ!別人のようだ。」とびっくりしていた。

以前はなーんにもしないズボラ主婦で、家事もさぼりまくりで家計簿もちゃんと付けてなくて、夫とはバトルを繰り広げていたのだ。今ではバトルの種もない(笑)。

仕事で、家の中の片付けが人生に与える影響は大きい、と思い知ることが多かったのと、やはりガンを経験したからだと思う。一日一日を大切にして生きていきたいし、自分の周りの環境を整えることはとても重要なことだ、と気づいたから。

この点に関しては、ガンに「ありがとう」と言いたいと思う。これからも、やりたいことはまだまだある。がんばるぞ〜。