rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

予備校はまるで同窓会?

大学入試で失敗して、この春から予備校生となった次男。通い始めてびっくりしたのは、中学時代の同級生がやたらと多いこと!

それぞれ違う高校に進学し会う事もなかったのに、毎日のように○○君がいた、○○さんがいた、と嬉しそうに話していた。中学時代の親友Yくんも、高校受験直前に通っていた塾で一緒だったAくんも、中学時代部活で一緒だった○○さんも、同じクラスで理数系が得意な女子○○さんも。いやはや、“全員集合”というくらいの勢い。私が知ってる子たちの名前が続々出てくる。(次男の話から知ってるだけだけど)

それだけ、「現役合格は難しい」ということでもあるのだろう。みんな優秀な人たちばかりなのだ。現役で合格した人は本当にすごい。

最初に入学希望者説明会に行った時、合格者名と大学名が壁にずらーっと貼られていた。うちは年子なので、長男の友達の名前をたくさん発見した。「○○くん、一浪したけど○○大学に合格したんだ!」と、驚きの発見もたくさんあった。

予備校での勉強は大変そうだが、次男は楽しそうでもある。この際、一年間きっちりと勉強して、しっかりとした自信をつけて受験しよう、と決意したらしい。

予備校の先生たちは熱いハートの持ち主が多いらしく、次男から聞く話もまた面白い。そんな環境で勉強出来るなんて羨ましいくらいだ。

「予備校の講師は一般の教員とは違いますから、素晴らしい授業をした時には、生徒からの意思表示として拍手をしてもらうことになっています。」なんて話も聞いた。意識とかモチベーションを高く保つように工夫されているのだと思う。

「次男にとっては、このコースが一番合っていたんだろうな。」と思えるような一年になりますように。高校時代、先生たちにも友人達にもとても恵まれていた次男。今年はしっかりと自分自身を鍛え上げることが出来るといいな。母は遠くで見守るのみ、である。

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昨日の職場での昼休み。

本部からおエラさん(マネージャー)が来ていて、昼休みが一緒になった。「パートさんたちは、子供の教育とかで大変な時期でしょう?インフルエンザに罹らないようにとか、いろいろ心配もあったり。11月頃からかな?」と、話し掛けられて、息子たちの話などをしていたら、マネージャーの次男さん(3人兄弟の末っ子、高3)とうちの長男(大学2年)が同じ高校だということが判明した。

このヘンの高校ではトップ高なのだが、学年の底辺あたりを彷徨っていたこともある長男とは大違いで、「学年でいつも8番か9番。数学が大好きで、物理も化学も得意。」という息子さんなのだそうだ!!!

「あの高校でそんな成績だったら、どこの大学でも大丈夫じゃないですか〜。」と、言ったら、「いや〜、それがいろいろ迷ってて。私は大学入試のことなんて全然わからないし。AO入試のこともまったくわからないし。ぜひいろいろ教えてください!」と、ここで、会社のおエラさんから、いちパート主婦の私が逆にお願いされるハメになってしまった(汗)。

マネージャーは高卒で入社して今の地位まで上り詰めた方なのだろう。長女さんは地元の短大を卒業して結婚して独立。長男さんは高卒後専門学校に進まれて、自動車会社に就職。末っ子の次男さんがとても優秀で、親としてはかわいくてかわいくて、心配でもある様子。

大学入試のことをいろいろ話していたら、休憩時間があっという間で、あわてて仕事に戻った。次男さんの夢は、「ガンの特効薬を作るための研究をしたい」ということなのだそう。そのため、工学部に進もうか薬学部に進もうか迷っている、とのこと。(医学部に進んで研究するのが一番なのかな。)なんて、高尚な夢なのでしょう!!ガン患者の私は、「すばらしい!!ぜひ頑張ってください。」と、思わず拍手をしてしまった。

ガンの特効薬が発見され、治癒に至る治療法が確立される日が、一日でも早く来てほしいと思う。次男の通う予備校でも、「これからの日本はあなたたちにかかってるんだ。次の世代を担ってるんだから、ガンバレ!!」と、先生たちから檄を飛ばされているとのこと。頑張ってほしい。