rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

長男の件、一件落着〜ほっ。

昨夜、夫とSkypeで会話して、長男のその後の話を聞いた。そういえば夫が長男に会うのは1年半ぶりだ。私の乳癌手術が終わり、ハーセプチンの治療を受けようかどうしようか、と迷っていた年末年始。その時に家族が全員集合して以来だな。長男はちょこちょこ帰って来て私とはよく話をしていたが、単身赴任中の夫とはSkypeや電話やメールのみだった。

「今回、直接会いに行って良かったよ〜。どんな異変が起きているのか見られて、○○とも夜中まで一緒に片付けながらいろいろ話が出来た。あいつがどんなに必死に頑張っているかがよくわかったし、大人になったな、と思ったよ。」

「完璧な人間なんていないからな。みんな欠点があるし。ものすごくダメな部分がある代わりに、突出している部分もあったり。だから、欠点を理解してうまく付き合っていくしかないんだよな。」

あら、よくわかってるじゃないの!超心配性で口うるさい、と思っていたけど、夫なりにいろいろ考えていたようだ。

長男と電話で少し話すことも出来た。「お母さん、いろいろ心配掛けてごめん。」と言ってくれた。うんうん、いいのよ。

「片付けられない人」というのは、大人の発達障害とかADD、ADHDなどが原因になってることも多いらしい。その概念が知られるようになったのは比較的最近のことだが、「片付けられない人」は意外に多いらしい。長男の場合はスケジュール管理は出来るし、貯金も出来るし、仕事も出来る。ただ、契約したものを解約したり、手続きの更新などが出来ない。ズルズルとそのままになってしまう。身の回りの片付けも出来ない。でも、職場はきれいに掃除してるらしい。という点を考えれば、比較的軽度なのかなと思う。

男性の場合、外でバリバリ働ける人ならば、家族が理解してサポート出来れば何とかなるが、女性の場合はもっと苦労して、これが原因で離婚となることも多いようだ。

「とりあえず、これで一件落着だよ〜。ほっとした。」と夫。なんだかんだ言っても、優しいし面倒見もいいのだ。数日前に大ゲンカしちゃった時はどうなることかと思ったけど。夫が心配していた、解約手続きも出来たし、学生証の更新も今日するようだし。肩の荷が下りた。

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私ももともと片付けは苦手な方だったが、パートの仕事を始めてからはそれが仕事みたいなものなので、逆に得意になってしまった。毎日がフリーマーケットみたいなもの。買取が多い時は、作業場があっという間にガラクタ(失礼)で溢れかえる。それをスタッフで協力して、ジャンルごとに仕分けて、ダメなものは廃棄したり、きれいな状態にしたりして、店頭に並べる。買取も雑多なものが大量にやってくるので、それを見極めて値段をつけて、という作業を素早くやらなければいけない。

片付けが天才的に上手なスタッフもいて、その整理整頓術を目の当たりにして学ぶことも多い。

常連客の所に配達に行ったスタッフが言っていた。「よくうちの店で買い物してくれるお客様なんですけど、配達に行ったら家の中がモノで溢れかえっていて、持って行ったものを置くスペースもないんですよ。ケモノ道を作ってようやく運びました。買う前に入れるスペースとか考えないんでしょうかね。」と。こういう人は多いらしい。パッと見て、安くていいな、と思うとドンドン買ってしまって、モノがたまる一方なんだろうな。

出張買取で出向いても、片付けられなくてゴチャっとした中で暮らしている家庭はすごく多いのだそうだ。

仕事柄、身分証の確認をさせていただくのだが、「あら、あら、どこにしまったかしら?ないわ。」と慌てるお客様も多い。お財布にカードもレシートもかなりの量をしまい込んだままで、パンパンに膨れ上がってる人も多い。査定中のバッグから、小銭、生理用品、ティッシュ、レシート、紙くず、などが出てくることもしょっ中である。洗濯せずに汚れたままの衣類を持ってくる人もいるし(女性)。ルーズな人は意外に多いのだ。

モノとの付き合い方、っていうのは、人生においてかなり重要な部分だと思う。自分の身の回りをすっきり片付けて小綺麗にしておいた方が精神的にも良いだろうし。

あ〜、でも、引き出しを開けるとあちこちごちゃごちゃ。私もまだまだ、だな〜。パワーが充実してる時じゃないと、なかなか片付けも大変だ。

庭のアルベリック・バルビエ(つるバラ)が咲き始めた。

ヤマボウシもきれい。グリーンが目にまぶしい。