夕方、夫から電話があった。「今、長男のアパートに来ている。」(えーっ、長男が嫌がってるのに、アパートにまで押しかけたの？)と思いつつ聞いていると、「いやーーっ、今日来て良かったよ。何でこんなにいろいろな手続きが出来なくてルーズなんだろう？彼女と別れてから何か異変が起きてるのでは？と思っていたら案の定・・・というか、想像以上の有様だったよ！！」と夫。あきれ果てている様子。
「足の踏み場も無い、というか、ごみが散乱していてとても住める状態じゃなかった。携帯もどこに行ったかわからない、学生証の更新もしていない、保険証も紛失した・・・あの部屋の状態じゃそうなるだろう。洗濯機も使ってないみたいだ。コインランドリーを使ってるのかな。とにかく、想像以上にひどくてびっくりした。」
夫は京都から神奈川県の湘南まで出向いてくれて、長男と連絡を取り、携帯電話の解約手続きを済ませ、この土日でゴミ部屋を何とか片付けてくれるという。あぁ・・・何だかとっても申し訳ない。
東日本大震災の直後、私と次男は夫の単身赴任先の京都で2週間暮らしていたのだが、きれい好きな夫はテキパキと家事をこなし、部屋もきれいに片付けて整理整頓していた。アイロンかけもお手の物だし。私は小さい頃は片付けや整理整頓は苦手だったが、さすがにゴミ部屋になるほどひどくしたことはない。仕事柄、片付けや整理は毎日のことなので、最近では得意なくらいだ。
テレビ番組で、お笑いタレントのお汚部屋の片付けに収納の先生が出向く、というのをよくやっているけれど、まさに長男の部屋はあんな感じなのだろうな。世の中にルーズな人は意外に多い、とは思うけれど。
同棲していた彼女に遠慮しないで、ちょこちょこ片付けに行ってあげれば良かったのかな。そういえば、長男の部屋は高校時代もひどい状態で、私が休みの日に一日がかりで片付けていたのだった。
片付けられない男、なんだろうなあ。苦労するなあ。トホホ。
