rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

クレオパトラな乳房再建

昨夜10時からのNTVドラマ「クレオパトラな女たち」、ストーリーの後半は乳がん手術で全摘した患者の再建手術が取り上げられていた。

このドラマ、美容外科クリニックが舞台なのだが、手術シーンが多くてとてもリアルである。昨日の再建手術シーンも、胸のキズをパッと開いてシリコンを入れたり、縫合するシーンでも、(なるほど〜、“内側を縫う”ってドクターたちが言ってるのはこういうことなのか)と納得出来たり。血がブワッと出たりしないな、と思って見てたら、精密に作った人形を使用しているかららしい。

「大学病院のシリコンじゃ、安いだけで全然だめなのよ!高くても患者さんに満足してもらえるように美しく作ることが大事なの。」という院長の言葉など、なるほどな〜と思うようなところがたくさんあった。

患者は60代の女性。「25年前に好きな男が出来て、子供と旦那を捨てたの。ひどい女でしょ?乳がんになった時、25年前のバチが当たったんだと思ったわ。」というセリフがあった。

「バチが当たった、なんて考え方は良くないよ!」と突っ込みを入れつつ見ていた。しかし、夫と子供を捨てて男に走る・・・うーん、私には出来ないな。特に子供は捨てられないし、旦那も可愛そうになってしまいそう。いや、しかし、まず惚れられることもなさそうだけど(笑)。

ガンになった → バチが当たった みたいには思いたくないな、と思う。

私は温存手術なので再建については詳しく知らないが、私の周りでは全摘の人が意外に多い。抗がん剤投与のたびに一泊入院、という方針の病院だったので、いろいろな乳がん患者さんたちと話す機会があった。世間一般では、「乳がん手術って、今は温存の人がほとんどなんでしょ?」と思ってる人が多いらしく、全摘=大変 みたいに言われがちだが、しこりの数や場所等々、全摘が適応されることも意外とあるのだ。

それにしても、再建手術の話はほとんど聞かない。抗がん剤3クール目投与の時に同じ病室だった、65歳の方だけだ。自家組織再建で同時再建だったらしい。手術は大変辛かったそうだ。でも、そうまでして再建したかったんだろうな、と思った。年齢は関係ないようだ。

もし自分だったら?
再建まで考えただろうか。でも、また手術して痛い思いするのも面倒で、いいや・・・となってしまうかも。その前に、デカ胸は再建が難しい、なんて話も聞いたから、やっぱりそこであきらめるかな。乳房に対する思い入れって、女性とは言っても個人差が大きいように思う。

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「続・嫁はつらいよ」
妹からの電話にキレそうになっていた夫。いつの間にやら一人で反省したもよう。翌々日の夜、Skypeで話すと、
「この前さぁ、妹に悪いことしたかな。よくよく考えたら、妹が来るのも、苫小牧のおばあちゃんが来るのも、ありだよな。こんな機会じゃないとみんなで集まれないし。何といっても、母さんが電話で話したらしいから、母さんの希望でもあるんだよね。こういう時に親孝行しないとな。」と、すっかり改心した様子。

この前、妹から電話が掛かってきた時は、探し物が見つからなくてイライラMAXなところだったのだ。タイミングが悪かった。

「このままだと、みんなで集まることになっても、なんか気まずいよな。やっぱり、謝るべきだよな。」というので、「当然よ。謝ったほうがいいよ。」と言った。その後、夫が電話で謝罪。私は義妹にメールで謝罪。義妹は夫が怒ってるので行くのをやめようとしていたが、「じゃあ、やっぱり行くわ。」ということになった。

百歳のハイカラおばあちゃんとも久しぶりに会える。今回は親孝行の旅になりそうだ。

5月の連休は私の実家に一泊だけして来ようと思う。サービス業なので休みは取りにくいのだが、実家にもしばらく帰ってないので、夫と次男と行ってこようと思う。父が首を長くして待っているのだ。

京都にも遊びに行きたいのだが、行かなきゃならないところが多くて、なかなか行けない。長男がいる間に横浜方面にも行きたいんだけど。連休取るのが難しいな。