今年のゴールデンウィークは2日間休みをもらって、私の実家に行ってきた。
6日に出勤すると、仕事が山のようになっていた！4日と5日、お客様が殺到(？)して、ここしばらく無かったほどの混雑ぶりだったらしい。うはー、やってもやっても終わらない。いきなり多忙になってしまって、残業(と言っても30分〜45分位だけど)の日々である。
疲れてへとへと〜。夕方になると、気持ちは前に行こうとしてるのに足がついて行かなくなり、目の前の大きなダンボールにつまずいて、倒れて右ひざを強打した。イテテテ。
家の中は荒れ放題。洗濯物をたたむ気力も、食器を洗う気力も失せてしまう。やらなきゃいけないことはいろいろあるのに、忙しさに体がついていけてない。
そんな所へ主人の妹からメールが来た。私たちの6月の旅行について、「兄から頼まれて阿寒湖のホテルを予約するように言われているのですが、どの部屋がいいか決めてください。」とのこと。夜、Skypeで主人と話すと、主人はこのメールを読んだ後で妹と話し、「何でそうやって話を勝手に進めるんだよ！」とケンカになってしまったとのこと。
百歳になる姑の実母は、結局来ないことになり、そのいきさつも全然伝わってこない。姑の実母と姑は、数年前に大ゲンカして以来うまくいってなかったらしく、主人の妹は今回の旅行でうまく仲直りをさせたいと思っていたようなのだが。一体何がどうなってるのか？主人の兄はどう思っているのか？わからないことだらけなのだ。
主人は兄に何度か電話したもののまったく出ないし、メールしても返信も無い。これは一体どういうことなのだろうか？
舞い上がってた姑は一転して意気消沈。夫が電話で話した時はすごく元気がなかったそうだ。一体何があったのか？
「阿寒湖のホテルに泊まりたい。」と言い出したのは姑。姑は脳卒中で左半身麻痺で車椅子生活なので、気を使った妹が面倒を見ようとしているようだし、車椅子で利用できる施設を探してくれたのだと思う。
しかし、主人にしてみると、「阿寒湖なんてさびれた温泉街で何もないぞ。そんな所に金掛けるより、好きな観光地を回る方がいいな。」というわけなのだ。
姑ももう80歳。しっかりしているようだけど、脳卒中の後遺症もあり、以前と同じではないのだろう。電話でぺらぺらと主人の妹に話したことで、何だか話が大きくなってしまったよう。主人の兄は兄で、3日間私たちとずっと一緒に行動するくらいの勢いだったので、主人は、「ずっと一緒だと疲れるよな〜。レンタカー借りて、好きな所に行くから、って言うか。」と言っていたのだ。
加えて主人の妹は、「母の80歳のお祝いと苫小牧のおばあちゃんの100歳のお祝いを、今回このタイミングで一緒にやっちゃえばいいんじゃない？」と、一人で舞い上がってしまったらしい。
見事に、家族それぞれに舞い上がってしまって、まったくまとまらなくなってしまった。
主人の妹は、「良かれと思っていろいろやってるのに、どうして私が○○兄ちゃん(夫)に怒られないといけないの？前回も今回もケンカ腰で、正直かなりメゲました。会社でもあんな感じで部下を叱っているのかしら？」とメールをよこした。ケンカ腰だったのはうちの主人が良くなかったと思うが、最近の主人は優しいんだけどな。
「もともとは主人の勤続30周年の休暇旅行なので、主人の気持ちを尊重したいと思います。もう少し待ってくださいね。」と主人の妹にはメールした。
私は次男の嫁で実家も遠いので、普段は嫁としてはとってもラクな立場なのだ。今回、こういう騒動に巻き込まれてしまうと、つくづく、「長男の嫁で同居してる人は大変だな。」と思う。うちの母は長男の嫁で結婚当初から同居だったので、本当に大変だった。
いやはや・・・。
仕事で疲れて、夫兄妹とのやりとりで疲れて。へとへとである。
