rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

抗がん剤EC療法1回目(その4) 初めてのジーラスタ注射

ジーラスタ注射」というのは、がん化学療法(抗がん剤)による「発熱性好中球減少症」の発症を抑えるために使う、G-CSF製剤である。

 

好中球は白血球の仲間で、抗がん剤治療中は好中球を作る骨髄の働きを止めてしまうことがあり、感染症などにかかりやすくなってしまうので、好中球を増やし、好中球の働きを強めるために、この薬剤を使うようになった、ということらしい。

 

1回目の乳がんの時は、抗がん剤投与から2週間目くらいの時に血液検査があって、白血球の数値が低い人だけ、「グラン」という注射を打っていた。私は毎回だった。

コロナウィルスが蔓延してからは、ほぼ全員が「ジーラスタ注射」を早い時期に打つようになったらしい。

 

予約は午前10時。自宅からバスで行き病院まで歩いた。9時20分には着いていたが、打ってもらったのは10時過ぎだった。体調イマイチでだるかったので、またバスでトンボ帰り。

 

ふと、病室近くを通りかかると(注射の場所は入院病棟)、昨日同室だった43才のJさんがいた。

「昨日、初めての抗がん剤ECだったんでしょう?どうだったの?」と聞くと、「ひどかったのー。もう苦しくって気持ち悪くなっちゃって。サーっと血圧も下がっちゃって、大変だったの。でも、頑張る!!」とニコっと明るい笑顔を見せてくれた。

 

子供は男の子二人、5才と14才。夫と4人家族。どちらも実家が遠くて頼れない。実家のお母さんは昨年他界していて、お父さんのことはお兄さんが見てくれてるらしい。私も似たようなものだったので、「何とかなるよ。頑張って。」とエールを送った。

 

ジーラスタ注射の前に待合室で待っていると、電話で自分の辛い現状をお友達?に切々と訴えている乳がん患者さんがいた。

全摘後の乳房再建手術のお話しらしかった。7時間くらい掛かって、背中の方まで切って、血管やらリンパ管やらを繋ぎ合わせる手術?手術後も結構辛かったらしい。

 

乳房再建手術って、以前は保険がきかなくてかなり高額だったように記憶しているが、いつの頃からか保険適用になったらしい。シリコン入れたり、自家組織を使ったり、方法はいろいろあるらしいけど、なかなか大変なことなんだなぁ、と思った。

 

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快便女の私が、今回の抗がん剤治療でも、また便秘に悩み始めた。

調べてみると、「抗がん剤投与当日から、酸化マグネシウムを飲み始めた方が良い」と書いてる患者さんがいた。1日最大6錠まで飲んで良いそうなので、回数や量は自分で加減する。その手があったか!!私は完全に出遅れて、下痢になったら困ると思い、少ししか飲んでなかった。

 

投与翌日(1日目)は便通なし。2日目は朝昼夜ともコロコロ便、少量。3日目の今朝は硬くて太くて大変だったけど、何とか出たー(すみません汚い話で)。でも、こんなことやってたら痔になりそう。

便秘しないように気を付けて行こう。