rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

1年間の修業の成果

1浪中の次男の大学入試センター試験が終わった。朝早くお弁当を作り、車で送迎しながらのパート勤務。ハラハラドキドキしていたためか、私もどっぷり疲れた。

1日目の試験が終わり迎えに行くと、次男は昨年よりずっと落ち着いていて、試験内容について話してくれた。途中、マークミス(解答欄を一つずらして書いていた)に気付き、冷静に書き直したそうで、「あれに気付かなかったら10点くらい引かれてたわ。」とのこと。

「あの教科のこういう問題は難易度が高かった。こっちのは逆に易化していた。」などなど、しっかり分析出来ていたので、昨年とは全然違っていた。

大震災の影響もあってか今年は浪人生が多かったらしく、中学時代、高校時代の同級生とも一緒の試験場で和気あいあい、リラックスムードだったらしい。次男の周りには性格の良い友人たちがたくさんいるようで、いい感じである。

「とりあえず、自分の力は全部出し切った!本番の緊張感でミスった所とかいろいろあるかも知れないけど、自分としてやれるだけのことはやったと思う。」なんて語っていたので、まずはひと安心。

2日目の試験が終わり、疲れてヨレヨレの所に長男から電話があった。受験関係の仕事をしている長男(大学2年生)に、「うちの生徒さんはみんなすごく良かったよ!○○はどうだった?」と聞かれて、(オレにはすごく難易度が高く感じられた教科もあったのに・・・。やばい、どうしよう・・・。)と不安になりビビりまくる次男。  ((;゚Д゚)

翌日は予備校で答え合わせだった。夕方、「うまくいったみたいだよ!!(^0^)」というメールが次男から届いて、安心して力が抜けた。去年よりずっとアップしていた。このくらいの余裕があれば大丈夫だろう。でも、油断しないで気を抜かないで、ふんどしを締め直して(?)やっていかないと!

1年間の修業の成果だ。

一切神頼みをせず、ゲンも担がず、コツコツコツコツ頑張ってきた。まずは良かった!

「勉強しなさい!」なんてほとんど言わなかったのに、息子たちはよく勉強する子に育ってしまった。勉強というのは、自分でやる気にならないと続かないものだと思う。根気も必要だし辛くて苦しくて時間も掛かる。それでも、極めたい、掘り下げたいと思う人は何かをつかんで行くものなのだろうか。

私の高校時代なんてひどいものだ。とある新興宗教にかぶれて高校二年生くらいからは道場に入り浸っていた。学業成績の方は下降の一途をたどった。田舎の県立高校を卒業し、コンピュータ系の専門学校へ進学。食品メーカー(中小企業)に就職して営業部事務の仕事をしていた。何の自慢にもならない経歴である。

新興宗教に関しては、一時期、その世界で褒められるくらいまで頑張り、疑問を感じてそこから離れたので、いろいろなことがわかる。数年前には、趣味の世界つながりで、スピリチュアル関係の人たちとも少し関わりがあったので、そのことも少しわかる。ムダだよなあ・・・と思ったけど、そういう経験は息子たちにもたくさん話してきたので、ムダではないのかな。

どんな道でも究めれば何かがわかる。好きなことで究められれば幸せだ。だから息子たちにはがんばってもらいたいな、と思う。

結果が出るまであと50日くらい。ハラハラドキドキの日々は続く。