rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

私の場合は右手の人差し指から

「乳癌雑記帳」のhiroさんの関節痛は左手の人差し指の痛みから始まったのだそうだ。

乳癌治療中で関節痛に悩んでいる人はいないかな、と検索しているうちにたどり着いて、「あっ、私と同じだ!」と思った。面白いことに、私は左側乳癌で右手の人差し指、hiroさんは右側乳癌で左手の人差し指。

「・・手の指から関節痛が起きる場合、患部の乳房とは反対側の指が痛むのでしょうか???僅か二例の症例ですが(笑)、不思議ですね。」とhiroさん。そうだったら面白い!

治療経過は人それぞれ、病院の方針によっても実にさまざまなんだなぁ〜、と思うが、私が通っている病院は、「ホルモン感受性が高い人は、手術後、まず真っ先にホルモン療法。そして、術後の傷が落ち着いたら、温存の人はすぐに放射線療法。」というやり方で、有無を言わさず、というくらいの勢いだった。(先に手術した場合)

ホルモン感受性がない場合は、抗がん剤治療してから放射線治療、という流れになっている様子。

私のように、あとでじっくり調べてハーセプチン適用になった場合は、途中から抗がん剤ハーセプチン。その間、ホルモン療法も継続して続ける。(抗がん剤期間中はノルバデックスはお休み)

関節痛が出始めたのが7月20日過ぎ頃で、ちょうどハーセプチン投与が始まった時期だったので、ハーセプチンの副作用?と思ったのだが、ホルモン治療から8ヵ月経過した頃でもあり、どっちの副作用なのかは定かではないな。

抗がん剤治療中に知り合ったMさんは、ホルモン療法を始めて8〜9ヵ月頃に指のこわばりがひどくなり、あまりにも辛くて主治医に訴えたところ、「それじゃ、やめますか?」と言われてあっさり中止したのだそうだ。それが影響したのかどうかはわからないが、5年目に領域再発(リンパに再発)。ホルモン治療をやめたことを悔やんだようだった。

そういう話も耳にしているので、関節痛が辛くてもやめない方がいいんだよなぁ、と私は思うのだ。

今回、ハーセプチン4回目の投与のあとは、前回より倦怠感が強かった。夕方スーパーに行く元気がなくて、家の中でダラダラ。翌日も午後までだるくて不調。体中の関節が痛くて痛くて辛かったので、仕事が休みで助かった。私の場合、ゾラデックス注射もありの時の方が不調な感じだ。

ホルモンの影響恐るべし。ホルモン療法を始めてすぐに生理は止まり、すっかり潤いはなくなり、萎縮している感じなのだ。(これで伝わるかな?)見た目には大きな変化はないかも、だけど、体は確実に変化している。手術しなかった方の乳房も、おばあちゃんのおチチっぽくなってるし。

乳癌のエサであるエストロゲンは完璧ブロックされてるだろうけど、すごいことだな・・・と思う。20代、30代でこの治療をしている人たちは、きっといろいろ複雑な思いを抱えていると思う。47才の私でもやはりとまどう。

一番大切なのは命だけど、それと引き換えに失ってしまうものもある。