rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

巨大地震・5日目

3月15日(火)、今日。

朝、夫から電話。「京都に来ればいいよ。電車やバスの乗り換えなど、ちゃんと調べて。その方が安全だから。」とのこと。何日も前から言われていたが、なかなか踏み切れずにいる。夫は、携帯メールや電話で、いろいろと役に立つ情報を教えてくれた。口うるさく感じることも多いのだが、こういう時はとっても頼れてありがたい。

今日は冷たい雨の1日。水道の復旧まではまだまだ掛かりそうだし、家の食料在庫もどんどん減ってきて、先々のことを考えると不安になる。この先、こういう生活がいつまで続くのか。電気が使えるようになって、昨日はようやくご飯を食べられたが、おかずになるものが少なくなっていた。

昨日と同じ中学校に給水のために出向いた。
後ろに並んだ女性が話し掛けて来て、いろいろな情報を得ることが出来た。その人は、昨日、違う小学校に給水に行ったら、容量が無制限だったために大量に詰めていく人が多く、並んで8時間も掛かったのだそうだ。こちらの中学校は2リットルの制限ありだが、時間はそんなに掛からない。いろいろなのだ。品数の制限付きだが食料品を売っているスーパーも教えてくれた。

給水車の水がなくなり、補給してまた戻ってくるまで2〜3時間かかる、とのことなので家に戻ることにした。帰る途中、昨日は営業していたというスーパーへ。すると、「本日の販売はすべて終了しました。」の貼り紙。がっかり〜。

びっくりしたのは、ガソリン給油待ちの車が、道の1車線分ずーっと並んで待っていたことだ。もしかしたら何kmという単位かも。あっちのスタンドも、こっちのスタンドも。近所の友人は、「うちの弟が昨日ガソリンスタンドで給油するのに、7時間掛かったって言ってたわ。私は今日、友達が教えてくれたところに行ったけど、それでも1時間待って入れた。」と言っていた。

友人が教えてくれた他のスーパーへ行ってみた。こちらは、「本日は終了しました。明日は朝10時から開店します。」との貼り紙。仕方がない、明日また買いに来よう。

その後、先ほどとは違う小学校に給水に行ったが、「給水車の水が全部なくなったので、これから浄水場までいって補給してきて、また戻ってきます。道路が空いていたとしても、補給に時間が掛かることもあるので、1時間くらい掛かります。」と係の人。寒かったので、1度家に戻った。また並んでほどなくして給水は始まり、「1人10リットルまで」という制限なので、たっぷりと持って帰れた。

水を仕入れるだけでも1日仕事である。そして食料品。早く行かないと買うことも出来ず、品数や種類もかなり限られているようである。

便利な生活に慣れきっていたので、原始的な生活はなかなか大変だ。スーパーの情報を知りたくて友人にメールしたら、「何が欲しいの?うちにあるものなら、分けてあげるよ。言って。」なんて返事が来た。みんな、本当に親切だな〜。ありがたい。