rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

大学受験直前に嘔吐下痢で苦しんだ長男!

今まさに受験シーズン真っ盛り。

我が家の次男も私立大学の受験(2学部)を無事に終え、後は本命の受験を残すのみとなった。

受験生、がんばれ〜!!がんばってるみんなの夢や希望が叶いますように。親はただ祈ることしか出来ないけれど。

昨年、長男の大学受験の時は、本番直前に嘔吐下痢症に罹り、本当に大変だった。第一志望の大学に合格し夢を叶えられた今だからこそ、笑い話にも出来るが。私たちの経験が誰かのお役に立ちますように。

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昨年の2月16日。第3志望の私立大受験を終えて帰宅した長男に、好物のビーフシチューを作ってあげた(ちょっと奮発)。後で考えると、どうもこの時、どこかで感染したらしい。しかも、こってりルー系の食事というのは消化にも良くなかったらしい。食後、「何だかお腹からすごい音がする。」と訴えていた。

この日の夜中。正確には2月17日の午前3時過ぎ。「かあちゃん、ごめん。吐いちゃった。」と、長男に起こされた。トイレには大量の吐しゃ物。午前2時くらいから具合が悪くて、トイレで下痢と嘔吐を繰り返していたらしい。おさまったのは午前4時頃。その後はひたすら眠っていた。

お昼頃起きてきて、「背中と腰がものすごく痛い。整骨院に行きたい。」と言うので連れて行って治療してもらった。(後で考えると、整骨院より病院に行くべきだった。)

午後6時頃、熱があるようなので計ってみたら38.5℃。びっくりして、自宅近くの内科クリニックに連れて行った。終了間際だったので、「もう少し早めに来てくださいね。」と言われた。診察の結果、「嘔吐下痢症だね。」と医師。(やっぱり〜)
「明日18日から、大学受験のため横浜に行くんですよー。」と私。それまで、近所のこのクリニックをあまり信用していなかったのだが、もうここはすがるしかない、と思った。

すると、普段ヨレヨレな感じの医師が、「それは大変だ!」と、いきなりピキーンとなり、目がキラリーンと光った。「よし、お尻に注射します!薬も強いのを出しましょう。」と、何とも頼もしく変貌。

「これで明日の朝には下痢も止まって熱も下がると思うけど、まだ具合が悪かったら、行く直前に点滴もしてあげるから。朝一番に来て。」と、ありがたいお言葉。我が家から横浜までは新幹線で3時間ほどかかる。ホテルには2泊する予定(二つの学部を受験)で、行くのは長男1人。こんな状態で行かせるのは、とっても心配だった。

翌朝(18日)、朝一番にクリニックで点滴してもらった。ドクターには息子が2人いて、長男と同じ高校だったのだ。長男さんは国立大の医学部に進学し、次男さんは当時2年生。受験のことで話がはずんだようである。受験の苦労が身に沁みてわかっているからこそ、親身になってくれたのだろう、と思うとありがたかった。

点滴のみで満足に食事もとれてなかった長男だが、気力を振り絞って1人で出発。横浜のホテルに2泊して、2日間の受験を終えた。

食べられるものはアップルパイとおにぎり1個くらい。あとは飲み物。そんなフラフラの状態でありながらも何とか受験は出来た。

そして、合格!!

嘔吐下痢のひどい状態を見た時には、もうダメか?と不安になったが、何とかなって本当に良かった。

受験生のみなさん、体調管理には気をつけて。我が家の次男の受験まであと2週間。みんなで願いを叶えましょう!!