rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

次男の大学入試センター試験

1月15、16日の2日間実施された大学入試センター試験が無事に終わった。
当初、心配された大荒れの天気も、こちらの地方ではそれほどのこともなかった。1日目、朝8時前に車で送って行った時には雪も降っていたが、支障が出るほどにはならなかった。

この1年あまり、国立大の合格を目指してセンター模擬試験をずっと受験し続けてきた次男。秋以降、スランプに陥り、「やべえー、得意な教科でへぐったー!!」ということ数回。苦手な教科でももちろん失敗した。自宅で過去問をやればちゃんと出来てるようなことが、なぜか模擬試験ではミスしまくりだった。

「お前は落ち着いてやればちゃんと出来るはずなのに。いいか、絶対焦るなよ!それから、マークミスするなよ!そそっかしいから。とにかく、マークミスだけには気をつけろ。」と、本番前に先生たちと同級生から散々注意されたらしい。お陰さまで、本番でそういう類のミスはなかったらしい。ありがたい♪

センター試験には“魔物”が潜んでいる。国立大理系コースきっての秀才が、数学でマークミスをした。(解答欄がずれた)痛恨の10数点?しかし、「ヤツなら後で挽回出来そう。」とのこと。余裕だな。

当日、38度台の熱を出しながら受験した人、緊張のあまりミスしてしまった人、などなど、「あいつがそんなミスするなんて。」的な感じだったらしい。

次男も、当日の独特のムードの中で場の空気にのまれ、一番最初の試験では頭の中が真っ白になったらしいが、特別なアクシデントもなく2日間を終えることが出来たようだ。それだけでも良かった。まずはひと安心である。

※高校で自己採点して帰宅した次男は、ちょっと気落ちした表情だった。受験した同級生たちの得点率が良すぎる!自分としては最大限にがんばったつもりだったのに、みんなはもっと上を行ってるようだ、と。次男の周りに出来る人ばかりが集まったのか、全体的な平均点が上がったのか。二次試験の勉強も気を抜かずにやって行かないと。やはり厳しい。
いつもの順位と違う結果になっているようだ。高得点が取れた人は、センター利用でAOⅢ期の受験が出来る。有利だな〜。うらやましい。

↓次男の体験談から、役に立ちそうなものをまとめた。

・トイレが近い人
次男は緊張するとトイレが近くなるタイプ(オシッコの方)。さっき行ったのにまた行きたくなる、という人である。水分を控えたり、ウィダーインゼリーにしてもダメ。試験当日も数学の時間中にトイレに行きたくなり困った。
しかし、尿意と格闘しつつ、問題と格闘する道を選んだ。これが不思議と功を奏して、頭の回転が速くなり集中力も発動。いつもより、かなり速いスピードで問題を解くことが出来、冴えていたそうである。尿意は我慢できた。しかし、この方法は珍しいというか、かなりハイリスクだ。
→やはり後でミスが発覚。この方法はダメだ。トイレが近いと苦労するなぁ。

・いつもと同じ生活を心掛ける
特別なご馳走を食べたり、願掛けに行ったり、受験に効くと言われてるようなことを一切しない。なるべくいつもどおりに暮らす。これは、高校受験の際に大失敗したことから得た教訓である。激励もいらない。神頼みもしない。頼るのは自分だけ、自力のみ。

・計算ミスは克服出来る
数学や物理が好きな次男だが、一学期の初め頃は計算ミスがとても多かった。考え方や解き方は合ってるのに計算でミスをしてしまうので、数学の教師に相談したところ、
「そういうのは性格的なもんだからなー。なおらねえよ。ムリムリ。」と、あっさり言われたそうだ。しかし、そんなことではどうしようもない。「途中の計算を汚い字でこちゃこちゃと書いてるから、間違うのかも。」と気がついて、0.3ミリのシャープペンシルの芯を使うようになってから解決した。次男は字が小さいのだ。いまだに汚いが見やすくはなったらしく、こんな単純なことで克服できたらしい。
ちなみに、マークシートに記入する時はHBの鉛筆を使用してるとのこと。

・体調管理
これは一番難しい。1月7日、仕事から帰ると、「今日は数学のスランプから脱出するために、4時間も集中して問題演習してたよ。ムキーッとなってキレ気味に問題解きまくった。あー、疲れた、疲れた。」と2階から降りてきた次男。次の瞬間、「やばっ、く、首が〜・・・。」と、“ギックリ首”になった。あまりの緊張で筋肉がこわばり過ぎたのか。
休みだったし、病院に行く時間ももったいないので、湿布薬を貼りまくって1日安静にしていた。2日ほどで回復。センター試験の1週間前だったので良かった。

昨年、長男は第一志望の大学入試の前々日、夜中に嘔吐・下痢して発熱もした。大事な試験にアクシデントはつきものである。この話はまた後日。