rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

通院日・術後の治療を決める

朝から雪が降って、道路が真っ白になった。こんな天気だからか?乳腺外科外来は意外と空いている様子。わりとすぐに名前を呼ばれて診察室へ。

「まずはゾラデックスのお注射からね〜。」と看護師さん。ドクターにお腹のぜい肉をつままれて、ブスリと一発。全然痛くなかった。

「それでは、この前の話のお返事を聞かせてもらいましょうか?」とドクター。ブーツのジッパーを上げるのに手間取りながら、「抗がん剤ハーセプチンの治療、ぜひ受けさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。」と私。

「そうですか!抗がん剤、FECですね。抗がん剤にはご存知だとは思いますが、副作用がいろいろあります。ハーセプチンはあまり副作用はないんですがね。」とドクターはプリントを出し始めた。心なしか笑顔。

「それで、時期なんですが、出来れば4月から始めさせていただきたいんです。」と私。
「4月から?それはまた何で?」とドクター。
「次男の大学受験があるんです。4月なら新しい生活が落ち着くと思いますので。」と私。
「新しい生活とは?」と先生。
「えーっと、合格するかどうかで、その後の進路も変わってくると思いますので。」と私。
「そうか。なるほど。それでは、初回は1泊入院になりますが、その話は3月の診察の時でいいですね。」と、副作用に関してのプリントをしまった。なんだか、噛み合わない会話。私の説明が悪かったかしら。

「治療の前に歯医者さんと循環器内科に行ってもらわなきゃならないのよ。」と看護師さん。2月と3月の予約も完了。とりあえず、3月は合格発表の後なので治療の予定も組めるはず。

「ほらほら、お腹、ちゃんと押さえてくださいね!皆さんに言うんだけど、皆さんすぐに手を離しちゃうから。注射のあとしっかり押さえないと、慌てて動いたら出てきちゃうから。せめて5分は押さえてほしいのよ。」と看護師さん。慌てて押さえる私。フフッと笑うドクター。

和やかだな〜。患者が少ないからだろうと思う。待合室に患者がひしめいていたら、それはやっぱり追い立てられるような気分で診察することになるのだろう。

外科の医師って多分、手術も好きで、診察も好きで、でも外来はちょっと面倒だな、という人が多いのではないだろうか?職人みたいなものだ。

というわけで、今後の治療が決定した。ホルモン療法、抗がん剤ハーセプチン、のフルコース。セレブなお値段。自己投資だ。やれるだけのことは全部やろう。それでダメならあきらめもつくだろう。

2月、3月はゆっくりして、4月からまた治療に専念しよう。