rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

覚悟を決めよう!

「母ちゃんのことが心配だから、顔を見に行くよ。仕事の方は何とかやりくりして、4日間くらい暇を作ったから。」と、大学生の長男が帰ってきて、11日の夜のバスで帰った。

大して話も出来なかったけど、優しい気持ちが嬉しかった。ありがとう!

職場でも、開店前のちょっとした時間帯に、ちょこちょこと同僚に話したりしている。最初はみんな本当に驚く。(私はかなり“元気印”っぽく見られてるらしい。)

そして、「どこか具合悪いとかないの?辛いときは何でも言ってね。調子悪かったら、遠慮しないで言ってよ。」といたわってくれて、重いものを運ぶ仕事などは、誰かが飛んできて代わってくれるようになった。

いやいや、具合が悪いなどということはなく、私はいたって元気なのだ。むしろ、体調はいいくらい。洋菓子、菓子パンなどの間食をやめてから、ご飯がますますおいしく感じられるようになって、むしろ体重が増えてしまった。やばい!

来週には、組織検査の病理結果も出て、手術・入院の予定を決めるために、主治医から話を聞くことになっている。

「早期で浸潤していないタイプの癌であっても、腫瘍が複数個あったり、広がりが大きかったり、乳頭の近くにあったりした場合は、全摘出になる場合もある。」という情報は、いろいろなサイトに書いてあった。

私は最初、このことがとっても恐怖に感じられた。新たに乳がんと宣告される人は、国内で年間4万人ほどいるらしいが、その中で“全摘”になる人は2万人ほどなのだという。しかし、早期の場合は、“全摘”の方が圧倒的に再発リスクが少ないのだ。術後の治療もラクになる。

「自分がどんなに努力してもどうしようもないことって、実は受け入れちゃった方がラクなんだよなー。」と、ふと思った。よし、ここはもう腹をくくるしかない!と、そう思い始めたら、気持ちがどんどん楽になっていったのだ。


もし、数年前の私が、今と同じ状況に置かれていたら、どうだっただろう?
まず、グルに泣きついて相談しまくっていただろうなー。どうしたら最善かを、グルに委ねていただろうなー。すっかり依存していたことだろう。

スピリチュアルな方向に逃げずに、必要な情報を集め知識を得ることで、自分にとって何が最善か、を判断して決断していく。そういう自分が、真正面から事実を受け止められたことで、以前の私とは全然違う人間になったことを確信出来た。

やっぱり、自分で決めて、自分で切り開いていかなきゃ!!

今日の青空のように、スカッとした気分だ。