rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

乳がんと牛乳

細胞診の結果を待つ間、落ち着かずにあれこれとネットで調べまくっている。

ふと、(そういえば以前、“乳がん患者は牛乳、パン、コーヒー好きが多い”という文章をどこかで見かけたな。)と、思い立ち、情報をネットで探した。

コーヒーはそれほど悪者ではないらしく、一日2〜3杯程度は何も問題はないらしい。

乳がんと牛乳について調べたところ、出てくるわ出てくるわ・・・。
隠れた名著として、こんな本を見つけた。

乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのか
ジェイン・プラント (著), 佐藤章夫 (翻訳)

●世界15か国で翻訳された、400万部のベストセラー。
乳がん発症 → 乳房切除 → 5年後に再発 → 2週間後に再々発 → 放射線療法 → リンパ節に3度目の再発 → 放射線による卵巣摘除 → リンパ節に再度、鶏卵半分ほどの大きさのがん発症 → 牛乳・乳製品・乳牛肉の摂取をやめる → リンパ節のがんが小さくなり消滅 → 15年間一度も再発なし。
……以上が、42歳で乳がんになったプラント教授の乳がんの歩みである。たたいても、たたいても、消えないがんにおびえながら、プラント教授は、自分がなぜ乳がんになったのかを調べ始める。
●プラント教授は、最初に乳がんになったあと、ブリストル・ダイエットという有名ながんの食事療法を取り入れた。これは、油・動物性食品・塩分・カフェインなどをとらず、野菜や果物、ヨーグルトなどを多くとるという食事療法であった。しかし再発! 余命は長くないと、医者からも告げられる。……愕然とするプラント教授は、それでもあきらめなかった。学術論文を読みあさり、まさに命がけで研究を続ける。そしてついに、プラント教授は乳がんの真犯人を探り当てた。それから15年。プラント教授の乳がんは一度も再発していない。
●プラント教授が本書でその研究を発表したとき、多くの科学者がこれを批判した。だが、一人としてプラント教授の説をくつがえすことはできなかった。やがてプラント教授は、医学の発展に貢献したとして英国王立医学協会の終身会員となる。そしてもちろん、いまも元気で活躍を続けている。
──私が乳がんになる2年前に、このような本が出ていたら、私が乳がんになることはなかったであろう。──ジェイン・プラント。

特定のある食品だけを悪者にするのはどうか?怪しげなインチキ臭い話ではないのか?とも思ったが、プラント教授は科学者であり、かなりの調査研究の末に、この結論に行き着いたのだという。

実は私は“乳糖不耐症”という体質で、もともと牛乳が得意ではない。その昔、アカディという牛乳が発売され、その時に「牛乳を飲んでお腹がゴロゴロする人は乳糖不耐症」ということを知ったのだ。

温めれば大丈夫なのだが。飲むヨーグルトを飲むと必ず下痢するし。体質的に牛乳は合わない方なのだろう。

一時的に、マクロビオティックなどにも少しはまっていた時期もあり、その時にも「牛乳は体に良くない」と何かで読んで、以来ここ数年、ほとんど牛乳を飲まない生活をしていた。

しかし、乳製品はやめられなかった。

グラタンやクリームシチューも好物だし、ケーキ、クッキー、洋菓子の類は大好き。毎日、シュークリームや菓子パンなど、何かしらのおやつを食べ続けていた。

“粗食のすすめ”というベストセラーを書いた幕内秀夫氏の、「40歳からの元気食『何を食べないか』」という本の中にも
「食事の影響がもっとも大きい病気として、乳がんが上げられます。乳がんの患者さんの食生活を調査すると、パン好き、牛乳好き、乳製品好きな人が多く、カタカナ食、甘い菓子好きで、都会で生活している人が多い。」
とあった。

朝食はパン食の人が8割・・・とも。私はさすがにごはん大好きなので、そこまではいかないが。

どうしても甘いものが食べたいなら和菓子など、バターやクリームを使ってないものにするとか、食事は和食中心のものに変える、などした方が良さそうだ。

食べ物や生活習慣を改善することで、ある程度の予防が可能であるなら、それを実行するのも大切なことだと思う。

乳脂肪が悪さをするのかな?と調べてみたら、どうやら“乳糖”の方であるらしい。私は体質的に、やはりムリをして乳製品は採らないほうが良い様だ。クリームたっぷりの洋菓子を食べ過ぎて下痢をしたことも何度かあった。

デザート断ち(でも和菓子は良しとしたい)で、少しはダイエットにもなるかな?