rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

ヒーリング・自宅サロン

私が以前通っていたフラワーアレンジメント教室の先生は、自宅のガレージで月に一度、花苗などを売り始めたのをきっかけにして、数年後には、大きなホールを借りてイベントを開くまでに成長させた人だった。

私が教室に通い始めた頃は、自宅近くのフランス料理店を1日借りて、フリーマーケットのようなイベントをやっていた。

もともとは、自分の教室の生徒が作った作品を展示・販売するために企画したものなのだが、企画に賛同した手作り系の先生たちがあっという間に集まり、ヒーリング系の先生たちも口コミ等で集まり、年を重ねるごとに巨大化していったのである。

運営資金の不足から、少し前に活動に終止符が打たれたが、参加していた先生たちは、今もおのおのの発表の場で活躍されてるようだ。

スピリチュアル系、ヒーリング系の方たちは、今も積極的に活動しているようである。

大抵の方が、もともと“レイキ”をベースにして、他の人に伝授できる資格を持ってから、自宅サロンなどを開いているようだった。

「オーラ・ソーマ」「アロマ」「アーユル・ヴェーダ」「パステルアート」「ハーブ」etc・・・。
資格取得のための特別講座などがあるのだろうか?いろいろな資格を持って、講師として活躍されてる人が多かった。

そして、意外にも近所にレイキ・マスターがたくさん住んでいることも知り、驚いた。
宗教とは違うらしく、特別な集まりがあるわけでもないらしい。手かざしの技法を伝授するのに、結構な金額が掛かるようだった。

その中にMさんがいた。
うちの次男とMさんの次女さんが同じ中学の吹奏楽部で、自宅が近かったこともあり、何度も自宅サロンにお邪魔したことがある。

ちょうど、私が友人Jから離れたばかりの悩み多い時期で、彼女は“バッチ・フラワー・レメディ”の資格取得を目指していて、レポート提出用のモニターを探しているところだった。

彼女のレメディの作り方は、“Oリングテスト”という手法で、本人の状態に一番ふさわしいレメディを選んで調合する、という本格的なものだった。

“バッチ・フラワー・レメディ”は、“ニセ科学”“代替療法”として論議が盛んな療法のひとつである。今の自分は選択しないが、その当時の私は躊躇せずにモニターを買って出たのだった。(無料だったし)

そのMさんとも、現在はつきあいがなくなった。

スピ系、ヒーリング系にどっぷり浸る彼女とは、やはりどうしても違う道に進まざるを得なかったのだ。謙虚で優しい人柄の彼女には、とてもお世話になったのに申し訳ないな・・・と思ったが。

連絡が途絶えて一年ほど経った頃、スーパーでばったりお会いしたことがあった。障害を持って生まれた末っ子さんと一緒だったが、彼女は変わらず元気で明るかった。

彼女の変わらない態度にほっとしたことを覚えている。