rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

法事って何回忌までするものなの?

実家でお世話になっていたお寺さんから、年忌法要の案内ハガキが届いていた。

母の二十三回忌。2002年の9月だったから、もうそんなになるのか...。

 

他にも2件。伯母(父の姉)2012年だから十三回忌。祖母(父の母)三十七回忌。

祖母のなんてやる必要もないだろう。伯母に至っては、父が生きていた頃に永代供養をお願いしていたはず。私も同席していたのに、シラッとハガキに書かれてくるとは。

 

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母、弟、父の順に亡くなり、空き家となった実家も2017年12月に売却した。地元の町には親戚や親しい知人もほとんどいなくなったので、法事や墓参りに行くにもホテル等を予約しなければならない。お寺と墓所も離れていて車で15分ほど掛かる。自宅から実家まで車で5時間ほどの距離である。

 

前々回の法事を依頼した時、「時間は午後1時くらいでお願いします。」と言ったら、「えっ、そんな遅い時間?お宅のように遠い所から法事に通われてる人もいるけど、もっと早い時間にいらっしゃるよ。もっと早く出来ないの?」と言われたこともあり、それ以降、「一泊して翌朝早くお寺に出向く」というパターンに変えた。ゆえに、シフトで三連休をもらうしかなくなった。これがなかなか大変。

 

墓守は私一人なので、夫に同行してもらう。宿泊先のホテル代、ガソリン代、食事代、その他諸々私が出して、ご機嫌を伺いながらの旅である。

 

二十三回忌どうしよう...と思い悩んでいたら、夫が「そんなに頑張らなくて良いんじゃないの?お寺さんに読経してもらうことがそんなに大事かな?墓参りして、しっかり墓掃除して手を合わせて。そういうことの方が大事なんじゃないの?そもそも、年忌法要なんて、もともと仏教にはなかったらしいよ。葬式や法事のあり方も最近では大分変わって来ていて、昔ほど熱心にはやられてないみたいだよ。」と言ってくれた。

 

親戚が一堂に会して御膳を囲む、なんて昭和の時代のことで、最近は大分簡略化されて来ているらしい。一周忌、三回忌、七回忌、頑張って十三回忌。昔は三十三回忌で弔い上げというのが多く、丁寧なところでは五十回忌まで。そこまで子孫が残ってるかどうかも不明である。

 

決めた。今回はお寺に行かずに夫と二人でお墓参りに行こう。それで良いのだ。

そう思うと一気に気楽になって、墓参りの旅の予定を考えるのが楽しみになった。

バチが当たっても良い。自分で受け止める。母ならにっこり笑って許してくれそうである。