rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

墓じまい(改葬)件数は20年で倍増。ダントツ人気は樹木葬。

墓じまいのことを色々調べていたら、Yahoo! ニュースでこんな記事を見つけた。

news.yahoo.co.jp

一番人気は樹木葬

費用に関しては、墓の管理や菩提寺との関係等々で違ってくるようだ。実際はもっと掛かるのでは?高額な離檀料を寺から請求された、という話もあったり。お寺との関係だけではなく、書類上の手続きやら墓石の撤去やら、面倒なことがたくさんありそう。

(Xより画像お借りしました。AERA 2018年の記事とのこと。現在はもっと高額になってる?)

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パート仲間のAちゃんは、「姑が亡くなってこの一年、ずっとお墓をどうしようかと思って、夫とあちこちの墓園を見て回ってたの。ようやく樹木葬で良い所が見つかって。来月、一周忌に納骨式をすることになったのよ。」と、出来上がって来た墓石の写真を見せてくれた。

(画像お借りしました。こんな雰囲気のプレートだった。)

「主人と話してシンプルなもので良いね、と。樹木葬だけど自分の所の区画があって。公園みたいでとっても素敵な環境だった。今までは樹木葬というと共同墓地みたいな感じで、三十三回忌を過ぎると掘り起こして合祀墓に入れられてたんですって。でも今は、この区画を購入するとずーっとそのまま永久的に使えるってことで。新しく出来たばかりの所で年会費も要らなくて、一括購入だったの。自宅からも近いし便利で。今購入する人たちは、年会費一万円ですって。」

 

ちなみにお値段は150万円だったそうだ。

「いずれは夫も私もこの墓に入るから。お手頃よね。娘に面倒を掛けたくないし。法事をお願いしたい時は、お坊さんに電話で頼めば墓前に来てくれるみたい。お布施も要らないの。」

 

Aちゃんのお姑さんの場合は、改葬ではなく納骨なので、とてもシンプル。なるほど樹木葬って、急速に広がりつつあるのだなぁ、と思った。

 

この樹木葬を企画運営しているのは、40代くらいの住職。「ビジネスとしてやってます。」と語っていたそうだ。コロナ禍以降、葬儀の規模も小さくなり墓じまいも増え、寺の存続にも危機感を持っているのかも知れない。便乗して儲けようとする人たちもいるんだろうなぁ。

一時期流行った「納骨堂」は、経営破綻して混乱を招いたという事例もあるし。樹木葬も、経営破綻などしたらどうなるのだろう?

などなど。墓のことが気になる今日この頃である。