乳がん手術後の液体貯留がなかなか減らない。
体液やリンパ液などの浸出液。漿液腫(しょうえきしゅ)というらしい。
手術後にドレーンに溜まる量が多かった私。なかなかドレーンを外してもらえなかった。(目安は30ccくらいと言われた。)
ようやく浸出液が減って退院となったが、3日後に外来で診てもらったら40cc溜まっていた。
注射器で抜いてもらって、「この位の量になると、絶対に自然吸収はされないからね。」と言われた。
それなのに、翌々日くらいからまた溜まって来て、脇の胸よりの所にテニスボール大の膨らみが出来た。ちょっとピリピリ痛んだり、つっぱり感もあって不快だが、土日を挟んでいたので、じっと我慢。
一昨日の月曜日にまた外来受診。溜まった浸出液は50ccだった。
なかなか浸出液が減らない私の胸を見て主治医は、「そのうち減っては行くと思うけどね。こんな状態では放射線治療は始められないね。12月中の放射線クリニックの予約はキャンセルしましょう。年が明けて1月になってから始めた方が良いね。病理検査結果もまだ出てないから。次回の診察予約の日も出てないかも知れないね。」と。
そんなわけで予約票には「創部診察」と書かれていた。
いつになったら溜まらなくなるのだろう。
普通は手術から1ヵ月もすれば、切除した部分も固くなり、液体も溜まらなくなるものらしい。
放射線治療が年明けまで延期になったのは、正直ありがたかった。少し体を休めたい、という思いもあった。ドセタキセル後遺症の浮腫みも完璧に治ったわけではない。
まだ、ふくらはぎから足首周りまでは浮腫んで筋肉も固まった感じで、正座も出来ないのだ。ちゃんと治してから次の治療に取り掛かる余裕も欲しい。
☆ ☆ ☆
朝、パート先のグループLINEが鳴った。店長からだった。月初からスタッフの欠員が続いて、業務も滞り色々と困った事態が発生している、とのこと。シフト変更があるので確認するように、とのことだった。
大変そう...。病欠とはいえ、3週間休んでいる私としては、申し訳ない気持ちでいっぱい。店長のLINEに連絡し今の私の状況を説明した。退院したこともまだ伝えていなかったのだ。
店長は、「大丈夫です。rosaさんは焦らずに回復に専念してください。」と言ってくれたが、そんなわけはないだろう。
数人のスタッフの子供がインフルエンザに罹り本人にも移り、胃腸炎に罹って本人にも移り、風邪をひいて休んだ人もいて、と、なかなか大変だったらしい。ギリギリ少人数で回してる職場って、本当に大変。
あと1週間くらい休ませてもらう予定だったが、そんなことは言ってられない。今日、職場に顔を出した。「排液は減らないけど、私は元気です。体力的にも大丈夫です。」と店長に話し(排液って何?と思っていたらしい。)、明日から復帰することにした。
初日なので3時間くらい。スタッフの昼休みを回すために手伝う感じで。自分にとってのリハビリも兼ねて。無理しない程度に働いてみようと思う。
(高校時代の友達からプレゼントが届いた。無印良品のブランケットとヤク入りウールのルームソックス。還暦なので赤いものを、と。温まりそう〜。(^^))