rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

料理研究家を尊敬してます

私たちの世代で料理研究家といえば、まずは栗原はるみさんでしょう。

新婚時代、料理番組を見まくり、料理雑誌を読み漁っていた私が、一番お世話になったのは栗原はるみさんだった。本や雑誌もたくさん買って読んでいたなぁ。

(画像お借りしました)

数年前に、たまたま見ていたNHKの「クローズアップ現代」で、夫の栗原玲児さんが亡くなったことを知った。(2019年8月)

泣き過ぎて目の粘膜が腫れてボロボロになり、体重は5kg減。本来の自分からは考えられないくらい落ち込んで、どん底だったとのこと。

www.nhk.or.jp

家族や友達でもどうすることも出来ない。自分で何とか乗り越えるしかない、と語ってた。何とも痛々しいけど、それくらい深い絆で結ばれていたご夫婦だったのだろうな、と思った。

 

「抜け殻みたい。親父に依存していたんだね。」と、息子さんに言われて、自分が夫に深く依存していたことを自覚したと。

 

1973年に結婚した2人。玲児さんは再婚ではるみさんは初婚。

「家に居て僕を待つだけの女にならないでほしい。」と言われたのだそうだ。料理番組の裏方の仕事を始め、三年くらいして雑誌に取り上げられた「サバのそぼろ」が好評で、そこから料理研究家の道が開けた。夫がプロデューサーのような形で会社を作り、公私共に時間を共有してきた。それがあって、今の栗原はるみがある。

 

すごいなぁ。一生を料理に賭けた夫婦愛。

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そして平野レミさん。

(画像お借りしました)

こちらも夫の和田誠さんが2019年に亡くなったようだ。

ちょっとぶっ飛んでてテンション高くて明るくて早口で、お料理のアイデアが奇想天外で、私は大好き!なのだが。

 

末期癌で闘病中の父の元へ通っていた2015年。従姉妹の家に泊めてもらってテレビを見ていたら、平野レミさんが出てきた。

 

ワクワクして見ていたら、従姉妹はすっごく嫌そうな顔をして、「私、この人ってあんまり...。」と、かなり否定的な言葉を並べた。私は内心かなり驚いた。人によって好き好きって色々なんだな〜、と。何がそんなに気に入らないの?と思って聞いていた。

 

私はアイデアがポンポン出てくる人って、すごく尊敬してしまう。作る料理も面白い。

 

元来食いしん坊なので、料理番組を見るのも、YouTubeで料理カテゴリを見るのも大好き。美味しいものを創造出来る人ってすごい、と思う。