rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

喪中ハガキで知った訃報 こんな時どうする?

昨日届いた喪中ハガキで、伯父(父の4番目の姉の夫)が亡くなった事を知った。

伯父は95才。10年以上、老人ホームでの生活が続いていたと思う。大分弱っているという話は聞いていたが、95才まで生きたのはお見事である。

 

文面から、ごくごく身内だけで静かに見送った様子がうかがえた。コロナ禍の時代とあって、お葬式に人を呼ぶ事も憚られそうである。呼ばれたら呼ばれたで、どうしたものかと悩みそうだ。

 

亡くなったのは三月と書いてあった。私は父が亡くなってからというもの、親戚付き合いもろくにしていないし、遠方に住んでいるので、知らせる対象から外されたのかな?と最初は考えた。

 

しかし、5年前、父が亡くなった時には、従姉弟には大変お世話になったし、御香典もいただいている。同額くらいは現金書留で送付した方が良いのでは?などとあれこれ思いを巡らしていた。

夫は、「コロナ禍だからって事もあるけど、最近は家族葬もすごく多くなってるんだよ。会社の人たちもそう。葬儀は規模を縮小して執り行うのが常識になりつつあるんだよ。」と言っていた。

 

今朝になって、従兄弟(父の三番目の姉の息子)の嫁Tさんから連絡があった。Tさんも喪中ハガキを見て驚いたらしい。Tさんも知らなかったということは、親戚に知らせたのは喪中ハガキで一斉に、ということなのか。

 

「コロナ禍だから家族だけでひっそりと見送ったんでしょうね。さて、香典はどうする?義父、義母の葬儀の時、多額の御香典いただいてるから、同額くらいは送りたいけど、でもそうすると、お返しだのなんだので気を遣わせてしまうわよね。そういう煩わしいのは、きっと迷惑なんだと思うの。葬儀に呼ばれて御膳をいただいたわけでもないし。」とTさん。まったく同感である。

 

Tさんと相談して、「御仏前(浄土真宗なので)として1万円を現金書留で送る」という事に決めた。

 

家族葬なのだから御香典や供花や菓子折はいただかない。そもそも、お返しとかが面倒だから家族葬を選んでいる」という説もあるようだ。しかし、まったく何もしないというのも、心がざわざわして落ち着かない。

 

喪中ハガキを見て慌てた人たちから大量に香典が届いたら、それはそれで大変かな、とも思う。うちの実家は秋田なので義理堅い人たちが多いのだ。

 

「実はうちの母も今年の5月に亡くなったの。うちは本当に身内だけ、4人だけでひっそりと葬儀を済ませたのよ。」とTさん。Tさんのお母さんは認知症でかなり前からホームで暮らしていた。Tさん自身も「コロナ禍でのお葬式の経験者」ということだ。悩むことがたくさんあっただろうな、と思う。

 

Tさんとの電話を切った後、現金書留の封筒を用意して、手紙を添えて現金を入れて、郵便局に出しに行って、と大忙し。それも2人分。仕事の休みがこれで終わってしまう〜。現地に出向いて行ったり来たりするよりは楽かな。

 

今年はコロナ禍で、いつもとはまた違う問題に直面しそうだ。