今般のコロナウィルス 騒動で、「テレビ電話」というのが広く一般に認知されたようだ。
バラエティ番組の出演者は、テレビ電話を使って遠隔出演、というのが通常モードになって来ている。Zoomとかが多いのだろうか。TBSの「ひるおび」ではSkypeを使っていて、おお懐かしい、と思った次第だ。
夫が14年間の単身赴任を終えて帰って来たのは2018年の秋。それまでは、ほぼ毎日Skypeのお世話になっていた我が家。
仕事から帰ってパソコンをつけると、自動的にSkypeも立ち上がるようになっていて、晩ご飯を食べながら、テレビを見ながら、その日の出来事などを取り止めもなく語り合う。遠く離れた夫婦の会話をつないでくれたのはSkype。
「この頃、パソコンの調子が悪いのよ。」なんて言おうものなら、次の休みには飛んできて、直してくれた夫。それほど、Skype越しの会話は大切だった。
「結婚生活の半分も一緒に暮らしてないのね。」とよく言われたが、毎日毎日よく喋っていたせいか、一年半ほど前から再び同居生活が始まっても、なんの違和感もなかった。
ありがとうSkype。細かい表情の変化や、言葉の奥の感情は伝わりにくい所もあったけど、それもまたご愛嬌だ。
今ではパソコンにカメラも標準装備だが、昔はウェブカメラを買ってくっつけたりしたのだ。息子たちの進学にお金が掛かって古いパソコンを使っていた時は、通信速度も遅くなったりして、いろいろ苦労もあったなぁ。
新型コロナウィルス は人と人との繋がりを断ち切ろうとする悪党だが、若い世代の人たちもネットを使っていろいろ工夫を凝らしているようだ。
諦めるにはまだ早い。
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私のパート先の勤務体制はまったく変わらず、そのままである。小売の販売業。「雇用を守る事の方が大切」という信念で続けるとのこと。
夫は定年後再雇用の会社員。週休2日制だが来週は週休4日になるらしい。業務内容によってはテレワークの人たちもいるとのこと。
私の生活はさほど変わらず。近所をゆっくり散歩したり、買い物したり。
桜がまだ咲いていた。
暖かい時は庭木の剪定をしたり。
私一人がハラハラしたりヤキモキしたりしても、新型コロナウィルス を完全消滅させる事なんて出来そうにもない。
今出来る事をやりながら、じっくりとやっつけてやるか!