rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

健康診断

健康保険組合(夫の会社)の健康診断に行って来た。13時30分予約だったので、朝ごはんを7時くらいに済ませて健診センターに向かった。

大きなビルの中の超きれいな健診センター。今年、夫は定年になる。こんな設備の良い所で健診を受けられるのもこれが最後か?などと思いつつ、呼ばれるのを待っていた。

身体計測、血圧測定、視力検査と進んでいく。「あら!ずい分痩せましたねー。何か???」と驚かれた。「実は昨年、胆石の手術をしまして。胆のうがなくなったら、脂っこいものが食べられなくなって、痩せてしまったんです。」と私。「そうなんですかー。体重は5kg、腹囲は6cm減ってますね。」と看護師さん。

血液検査、心電図、続いて子宮頸がん健診。「乳がんでホルモン治療もされてるんですね。この場合、オプションになりますが、子宮体がん健診もおすすめします。」と言われて、一緒にお願いした。こちらは前回同様でお約束どおり。

検査用の椅子に座ると、カーテン越しに女医さんからいろいろ聞かれた。

「閉経したのは何歳の時ですか?」「47歳です。」「ホルモン治療は何年くらいされましたか?」「6年です。」「治療をやめてからはどれくらい?」「一年半くらいです。」「あら、もう少しで8年になるのね。8年何事もなくて良かったですね。」

カーテン越しではあったけど、女医さんの声は明るくてとても感じが良く、また検査もまったく痛くなくて助かった。

「はい。超音波で見てみましたが、子宮は腫れてるような所はないようですよ。卵巣があった所も、まったく問題はありません。何もないですよ。大丈夫。」と言われてほっとした。

最後に内科健診。こちらも女医さんだった。検査結果を見ながら説明してくれた。「ずい分体重が減ってますが、何かありましたか?」と、また聞かれたので、またまた胆石手術後に脂っこいものが食べられなくなった件についてお話しした。

「なるほど。体重は減ってからは下げ止まってますか?減った状態で安定しているなら問題ないかと思います。」とのこと。退院後ドンドン減って、そこからはほぼ一定になって一年近くなるので、これはこれで大丈夫とのこと。

「胆のうを取ったことで、胆汁の分泌が追いつかなくなってるからでしょうね。だから脂物を消化できない。少しずつ食べられたらどうですか?一度にたくさん食べないで、何回かに分けて食べるとか。一気に食べると、胆汁の分泌が間に合わないわけだから。」と女医さん。

おお、その手があったか!

そういえば先月、夫にも同じことを言われた。「一気にガツガツ食べないで、何回かに分けて食べればいいんじゃない?」と。やはり、それで間違いではないようだ。

夫いわく。「人間の体って、なんとかして適応しようとするみたいだから。だから、胆のうがない分、たとえば胆管が少しずつ太くなって、胆汁を蓄えようとするとか、なんかそんな風になるんじゃないの?いや、これは適当な想像の話だけど。」と。

そうか、少しずつ少しずつ、体を慣らしていく、という手もあるかも。もともと私は食い意地が張ってて、ガツガツ食べてしまう方なのだ。食べ始めるとやめられなくなるし。

子宮がん健診で超音波で見ていた女医さんは、「あら。腸がすごく動いてますね(笑)。」と言っていた。昼ごはん抜きでお腹が空いていたのだ。

先行きがちょっと明るくなった。問題の血糖値はどう出るか?血液検査の結果も楽しみである。