rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

泣きっ面にハチ

私は厳密ではないが糖質制限をしている。

朝と夜は主食のご飯を豆腐に置き換え、昼は普通に何でも。糖尿病ではないので、糖質量10〜20gくらいのお菓子も結構食べている。体重は4kg減ったところで安定し、体調も良かった。

三日前の昼食後、スーパーで買ってきたこってりしたチーズケーキを食べた。私好みのスフレタイプではなく、アブラっぽい感じのもので、糖質20g、脂質も20g越え、半分しか食べられなかった。

約二時間後。出勤途中の車の中で異変は起きた。

みぞおちの辺りに差し込むような痛みがあり、それがだんだん強くなって来た。みぞおちの下に棒が差し込まれてるような感じ。背中の方まで痛い。初めて経験する痛み。必死にこらえて運転したが、職場の駐車場に到着した頃には痛みはピークに達していた。

脂汗が出てきて顔は真っ白。このままでは遅刻してしまう。痛みをこらえて車の外に出ようとしたら、一瞬フラっとして、思い切り転んでしまった。

イタタタタ。。。気が付くと、右頬が赤く腫れあがり、傷ついてた。顔から転んだらしい。(^^;

雨だったので右半身が泥だらけ。すごいことになっていた。

もう一度車に戻り、(こんな状態では働けない。事情を言って休ませてもらおう。)などと考えているうちに、痛みはおさまった。ピークに達してから10分ほどだった。

職場に出向くと、O先輩とkさんがいて、「どうしたの!!」ととても驚いていた。このO先輩、実は三年ほど前に胆石の手術をしている。職場で具合悪くなったことがあり、その時の様子と同じ感じだったので、「痛みは10〜20分くらいでおさまったでしょ?あー、もしかしたら、そうかもね。」と、いろいろ教えてくれた。

店長も驚き、「すぐ帰って病院で診てもらった方がいいよ。」とのことで休ませてもらった。帰宅して近所のクリニックを調べてみたが、木曜日の午後はどこも休診だった。残念。翌朝、朝一番にインフルエンザの時にお世話になったクリニックに行ってみた。

問診と触診をして、「急性膵炎の疑い、だね。」と言われた。

「お薬を出しておくから一週間飲むように。それでも良くならなかったら、次回、超音波検査とかやりましょう。ご飯食べないで来てね。」とドクター。

それだけ?ネットでいろいろ調べていた私はちょっと不満。薬だけもらって帰るなんて。またあんな痛みに襲われるのも恐怖だし。

「あの・・・。胆石かな?と思っていたんですが、どうなんでしょう?」「えっ?今まで言われたことある?」「いえ、ないですけど。」「うーん。まあ様子見てね。今日は検査はしないよ。」

そんな会話をドクターと交わして診察室を後にした。

「急性膵炎」と言われて意外に思ったが、原因は胆石であることも多い病気らしい。突発的に起こる場合もあり、軽症ならすぐ治る。重症の場合は死に至ることもある、怖い病気らしい。

ドクターは軽症と見たのだろうな。まあ、おさまってしまえば元気そうな私なので。

心配して電話をくれた夫が、「なんだそれ。検査もしてくれなかったの?超音波検査なんて、すぐ出来るだろうに。病院変えた方がいいんじゃないか?」とプリプリしていたが、一週間様子を見て、というのもわかる。

いろいろ考えて、「調子が良くなっても一週間後に診察受けて、超音波検査で胆石がないかどうか調べてもらう」という線で行ってみようかな?という結論に達した。それで嫌と言われたら、違うクリニックに行こう。信頼できるドクターだと思うので、診てくれるとは思うのだ。

頓服薬のブスコパンも二日分処方された。胆石症などの痛みを改善する薬。なんだ、やはり疑いありなんじゃないか。

「なにか、脂っこいもの食べたの?」と聞かれて、超こってりなチーズケーキのことを話したら、笑って大きく頷いていた。「消化の良いものを食べてね。脂っこいものは食べないでね。」と言われた。

さて。ここでまた壁にぶち当たった。

転んだ時に思い切り右頬をぶつけた私。歯茎まで痛くなり、硬いものが一切噛めない。しかも、こんな不調な時って、食べたくなるのはおかゆとかうどんとかパンとか。ガツガツ食べていた、肉、卵、チーズとか、無理だわ。

脂っこいもの恐怖症になり、糖質量だけでなく、脂質量まで気になる始末。こういう時、糖質制限は難しい。

糖質制限では、「糖質をなるべく摂らないようにして、タンパク質と脂質をたくさんとりましょう」と言われる。タンパク質と脂質を意識してたくさんとらないと、エネルギー不足になって、かえって痩せないのだ。

いろいろデメリットを調べてみると、糖質制限と似ているMEC食で胆石になった、コレステロール値が以上に高くなった、という話もあるようだ。逆に糖質制限で改善した、という人もいる。

体質もあるのかな?脂質をうまく代謝できない体質の人には向いていないのかも知れない。

激しい痛みに襲われ、顔面までキズついて。泣きっ面にハチだわ、と思ったが、この辛い経験からも何かを得られるように。もうひと頑張り。

こちらのブログに、ケトン食療法の副作用についての記事がありました。
リンク貼らせていただきます。↓
美と健康のブログ 「実は・・・」本当のところ