rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

次男、大阪へ引っ越し

「4月は引っ越しシーズンなんだから、業者に連絡して見積もり取って、早く予約しないとダメだよ。」と再三言ったのに、次男は「まだ大丈夫だよ。」とのんびりムード。夫と私はハラハラ。

3月も半ばを過ぎた頃「この前、ネットで見積もり依頼したら、大手はもういっぱいで予約出来なかった。さすがに焦って探して、ようやくここに決めたんだ。」というのでホッとしたら、「500kmを超える引っ越しだと10万円超えるのが相場なんだって。ここはいろいろ込みで10万円でやってくれる、っていうから。」と次男。

単身者の引っ越しで10万円!!冷蔵庫、洗濯機は現地で買うつもりだったので、それほどの荷物じゃないのに、そんなに掛かるのか、と驚いていたら夫が、「10万円?!そんなのキャンセルして、全部ダンボールに詰めて宅配便で送ればいいだろ。20個送ったって3万円くらいで済むだろ。」と鶴のひと声。

なるほど。こういう時に合理的に考える人がいてくれると助かる。そういう手があったか。

引っ越しの日時に合わせて配達してもらえるか調べてみた。
ヤマト宅急便なら1週間先まで配達希望が可能。160サイズ25kgまで。ゆうパックなら差出日の翌々日から10日以内まで配達希望が可能。170サイズ30kgまで。いろいろ融通が利くゆうパックに決定。

ゆうパックの場合は「複数口伝票」というのに書かなければならない。1枚で2口分。それをもらいに窓口に行き、「10個くらいある場合でも、こちらの窓口に運んでいいですか?」と聞いたら、窓口の女性が「え゛っ」と一瞬険しい表情になり、「そうですね〜。少しでもお安くされるなら。」と微笑んだ。

(これは明らかに、迷惑だからやめてほしい、ってことだよね。)と感じた私は、ネットで集荷依頼をした。すると午後一番に来てくれて、ダンボール10個分(大きさはさまざま)で12,000円ほど。安いしサービスも良い!重たい本のダンボールもあったのに。

当面使わないものを先に発送して、昨日は本格的に身の回りの物を詰め込んだ。マットレスや解体した棚、折りたたみデスクなどもあって、結局9個。昨日は多忙だったらしく、集荷依頼した時間帯ギリギリに来てくれた。

ゆうパックは10個以上だと2割引きになるんですよ。あと1個、なにかありませんか?」と聞かれたものの思いつかず。結局9個で14,000円超。前回よりは高くなったが、全部で27,000円くらいで済んだ。リーズナブルである。

冷蔵庫、洗濯機も今は全国発送可能。次男があちこち見てみたらヤマダ電機が安かったらしく、11%のポイント還元を使うなどして、こちらもお手頃に購入。しかも、発送料金も設置料金も無料。便利な世の中である。

ここ数日は市内の家具店を回ってインテリアを考え、転居先に発送してもらう手配もしていた次男。直前までバタバタしていたけど、何とか終了。

「晩御飯、何が食べたい?」と聞くと、「えーっとね。かに玉!」と次男。「そんなものでいいの?」と聞いたら、「受験生の時、お母さんが作ってくれたかに玉ですごく助けられた。緊張して何も食べられなかった時に、美味しかった。」「うんうん、この味。美味しい。」と喜んで食べてくれた。カニ缶、きくらげ、ねぎ、たけのこ、こちらもリーズナブル。食後は豆を焙煎して挽いて、コーヒーを淹れてくれた。

次男は今月の12日で25才。一番長く私と暮らした人である。長男は18才で家を出た(大学進学)し、夫は単身赴任13年目だし、私自身も18才で実家を出た(専門学校進学)。寂しいのも当然、と思える。

朝早く、最寄りの駅まで車で送って行った。「怪我と病気には気を付けるんだよ。」と言うと、「お母さんも広い家での一人暮らし、頑張ってね。夏休みには帰って来るよ。」という言葉が返って来た。

今年は家族4人バラバラ。寂しくなるけど、一人一人がしっかり自立してたくましく生きていけますように。