rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

また、ひと騒動・・・

以前より沈静化したかのように思えた“パートたちの不満”が、また最近、爆発し始めた。

事の発端は時給問題。いくら募集をかけても新人さんの応募がないので、スタート時給を上げることになった。それに伴い、ほかのパートさんも一律アップ、とのことだったのに、最終的に社長に拒否された。新人さんのみアップでベテランさんたちはそのまま。差が縮まってしまうのだ。

ベテランパートたちは猛反発し、数日後に迫った会社のイベントへの出席を拒否しよう!という動きになっている。

店長への怒りがエスカレートし、「アイツ、頭にくる!」「イエスマンだから社長に物申せないのよ!」という話で盛り上がっているようだ。

昨夜その話を聞いて、気持ちの上ですっかり“乗り遅れた感”がある私は困った。女性の集団ではよくありがちなのだが、同じくらいの不平不満のモチベーションで一致団結してコトに当たらなければいけないのに、私にはそれが出来ない。

そもそも、(雇用主の社長からしたら、当然そうだろうな。)(うわっ、店長がまたまた悪者にされてるよ。かわいそう。)なんて思う時点でアウトである。

自分のヘタレっぷりが悲しい。普段はわりとズバズバ言ってるふうなのに、上の人達に不平不満をぶつけたり出来ないのだ。ついつい、その人の立場に立って考えてしまうし、仕事だと思えば辛いことでも引き受けてしまう。ここが自分の性格上の一番の欠点だと思う。

みんなが嫌がってた遅番を自分から引き受けた時もそうだった。

パートのリーダーに報告したら、「今までいろいろやって来たのに、なんだか私バカみたい。」と言われた。完全にリーダーの顔を潰したことになる。きっと、今でも根底にその気持ちがあり、私のことはちょっと面白くない存在に違いない。それでも、遅番がいなくて大変で、業務がうまく回らないのに知らんぷりは出来なかった。

大変なことでも文句を言わずにじっと耐えてしまう。地味に耐えるので目立たない。

数日前、今回の騒動で中心的な役割を果たしているHさんが、遅番Aちゃんに「ねーっ、Aちゃんだって閉店業務までやらされてさー。すごく嫌でしょう?大変だよね!」と話してて、少ししてから私に「rosaさんだって閉店業務、嫌でしょう?」と言ってきた。私のほうが回数的には多いと思うのだが、文句言わずに引き受けてるので目立たないのだ。

悔しくて悔しくて涙が出た。そうなのだ、遅番を引き受けたことじたい、裏切り者のようなものなのだ。女性グループ特有の「辞める時はみんな一緒よ!みんなで辞表を叩きつけるわよ!」というノリについて行けない私。辞める時は1人で決断して静かに辞めたい。

二男に一連の騒動について話したら「くだらない、実にくだらない。そんな職場、やめちゃえば?」と言われ、夫には「イベントへの出席を拒否したところで何も変わらないと思うよ。経営者としては当然のことだし。まあな、遅番で働かされて、いいように使われてる感はあるけどな。」と言われた。

時給が20円とか30円、上がろうが下がろうがどうでもいいんだけど。悩む〜。