rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

祝☆住宅ローン完済!!抵当権抹消手続き

今日、銀行で住宅ローン完済の手続きをしてきた。人生最大の借金(多分)を完済したのだ!
バンザーイ♪とは言うものの名義人は夫で、私は代理人として手続きをしただけのこと。それでも、肩の荷が降りて背中に羽根が生えたような軽快な気分だ。ちょうど13年で完済である。

最初に住宅ローンを組んだのは平成12年(2000年)の11月。30年ローンだった。当時、夫は42才。

「72才までかぁ。もし払えなかったらどうなるんですか?」「息子さんへバトンタッチですかね。親子ローンというやつで。でも、大丈夫、30年払う人なんて、ほとんどいないですから。」
なんて会話を銀行員さんとした記憶がある。

当時の年利は2.75%で11年目からは4%に上がる、“ゆとり返済”という組み方だった。何度か繰り上げ返済をして、11年目を目前にして“ローンの借換え”をした。

今度は12年の予定で組み、当初5年間は年利1.2%。年利が低い間になるべく返そうと頑張った。何しろ大学生を2人抱え、長男は実家を離れて一人暮らしなので厳しいのだ。月々の返済額もボーナスも低めの金額に設定していた。

思えば、ローン借換えの日は私の乳がん手術前日だった。
単身赴任の夫が手続き出来る都合の良い日、となるとそこしかなかった。(12年ローンか。このローンの返済が終わる頃、私はどうなっているのだろう。)と思っていたが、3年経った今は元気である。

ローン完済の前に銀行に相談に行っていろいろ聞いてみた。何しろ、夫が単身赴任でそう頻繁には帰って来れないので、「本人じゃないと手続き出来ないんですよね?」と。すると、「大丈夫ですよ。奥様でも出来ます。」との答え。そりゃそうだよね。借金の返済は銀行に取っては有難いことなのだから。

その時に“抵当権抹消手続き”のことも聞いてみた。
司法書士さんを紹介することも出来ますが1万5000円から2万円くらいかかるみたいです。最近は自分で調べてされる方も多いですよ。難しい書類じゃないので。自分でやれば多分5000円もかからないと思います。」とのことだった。

「完済予定の日が決まったらご連絡ください。2週間くらい前にご連絡いただければ、書類を用意しておきますので。」とのことで、後で連絡した。

その予定の日、緊張しつつ銀行に行くと、夫の通帳のお届印がないという大失態をやらかしてしまい(夫が持っていた。こういう時、単身赴任は困る。)、結局出直すことになった。

ついでに、法務局のホームページでコピペして必死に仕上げた、「登記申請書」と「登記原因証明情報」を見てもらったのだが、「多分この書類は必要ないと思います。完済された後で銀行から書類をお渡しいたしますので、それを持って法務局に行けば大丈夫なはずです。そんなに難しい書類じゃないと思いますよ。」とのことだった。

さて本日。
晴れてすべて完済した後に銀行から渡された書類は5点あった。
・委任状(銀行から名義人へ)
・抵当権消滅証書
・抵当権設定契約証書(契約時のもの、求償権用)
・登記完了証
・登記識別情報通知
これを持って法務局へGO!

法務局の登記関係相談コーナーという所に行き、4人ほど待ってから係員の方に番号を呼ばれて個室へ。「抵当権抹消の手続きに来ました。」と書類を出し、夫から私への委任状も見せた。係の方は手慣れた様子で、「ではここにご住所とお名前を書いてください。」「こちらにも。」「こちらにも。」「こちらへは印鑑を押してください。」「ここへは割り印を押してください。」「ここには不動産番号を記入してください。」と、指示されるままに記入。自分で書類を作った時よりずっと簡単。

「それでは2階で1000円の印紙を買っていただいてここに貼って提出してください。割り印は不要です。一週間くらいで書類が出来上がりますので、取りに来てください。何か書類に不備がある場合はこちらの電話番号に電話しますね。」とのことで、10分〜15分くらいで終了。

建物の登記のみ(一戸建て)なので、1000円しか掛からなかった!

終わったー。私にも出来た。意外とカンタンだった。