rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

3ヵ月ぶりに実家(空き家)へ

三連休を利用して夫と2人で実家に行って来た。

今回の目的は父の自動車の名義変更。これも簡単なものではなく相続の手続きが必要。ナンバープレートも変わるので、使用場所管轄の陸運局に車を持ち込まないといけないらしい。私が乗っていた車を実家に置いて、これからは父の車を使うことにするのだ。

「自宅のテレビが大き過ぎて電力食うから、実家のテレビと交換して持って来よう。」と夫が言うので、自動車の夏タイヤと大型のテレビを積み込んで約5時間のドライブ。空き家問題で何が大変って、行ったり来たりの労力と時間が大変。今回はテレビが心配で夫がずっと運転してくれて、疲れてゲッソリしてた。

3ヵ月間閉めきっていた実家。
傷んでるんじゃないか?カビが生えてるんじゃないか?壊れてるんじゃないか?と心配していたが、大丈夫だった。親戚にカギを預けたままにしていたので、諸々の心配もあったが、家の中は以前と変わった様子はなかった。「一度、玄関開けてたまった郵便物を家の中に入れといたよ。」と電話で報告も受けてたし。まずは安心した。

1月に親戚が「このままでは雪のせいで家が壊れる。」と慌てて電話をくれて、業者に排雪の作業を依頼したことがあったが、今はほとんど雪もないくらいで問題はなさそう。こんな暖かい冬は珍しい。

数日前、中古物件の買い取り業者さんにメールで相談した所、翌朝すぐに電話をくれて、「ぜひ家の中を見せていただきたいのですが、何とかなりませんか?」と言われ、今回の連休中に実家に来てくれることになっていた。しかし、どうしても予定が合わずキャンセルになってしまった。また次回、行く前に連絡を、ということになった。

ついでに聞いてみた。「うちの実家は未登記建物なんですが、売買する時には建物も登記してないと難しいですよね?」と。「いや、個人間で売買する場合は未登記でも出来ますよ。ただ、どうしても売り主の方で負担する場合が多いので、登記はされてたほうが良いと思いますね。」とのことだった。

未登記建物を登記することになると、公図とか家の図面とかが必要になる。立ててくれたハウスメーカーが引き渡しの際に書類を渡してるはずなのだが、あちこち探したものの見つけられなかった。土地の登記関係書類は厳重に保管されてたのに。やはり建物に関しては登記の必要性を感じてなかったのか?なければないなりに手を打たなければならない。(-.-)

本格的な片付けは次回以降になるので、今回はタンスの中や押し入れの中を物色して、大体のものの在り処を確認した。翌朝はお墓参りをして、また約5時間かけて自宅に戻って来た。疲れる旅である。

前回、忌明けの食事会のあとすぐ帰って来たので、生ごみその他もゴミバケツにそのままで放置していた。人寄せすると大量のゴミが出る。気になっていたが北国の冬の寒さと家の広さで、とりあえず大丈夫だった。空き家問題はゴミのことも大変なのだ。

☆   ☆   ☆

今回の旅の前に、またまた新たな問題が・・・。
4月から大学院に進学する次男。自宅から通ってるし学費も安いので親孝行なのだが、担当の教授が関西圏の大学に転任することになり、「希望者は一緒に連れて行くぞ。ただし、費用その他が絡んでくる話なので、ご家族とよく話し合なさい。」と言われたとのこと。教授はしばらくの間、2つの大学を行ったり来たりすることになり、学生たちは二年次から転校?するらしい。

次男は「ぜひ行きたい。ぜったい行くよ!一年間の期間限定だけど、一人暮らしもしてみたかったし。」「これは自分のワガママなんで、家に負担かけないように、奨学金借りて働いてから自分で返す。」と行く気満々。

夫は「オレはあと2年ちょっとで定年だ。どうしても行きたいというのなら自分で何とかしろ!家からは援助できない。大体、1人で暮らすのにいくら掛かると思ってるんだ?甘いんだよ!」と容赦無い。
「ようやく少しラクになったと思ったのに。まだまだ苦労が続くのか。」と落胆している。

夫の気持ちも分かる。次男の気持ちも分かる。人として自立するためには、親元から離した方が良いと私も思っていた。穏やかな子で私と似てるので一緒にいても平和。遠くに行ってしまうのは寂しい気もするが、かわいい子だからこそ、旅をさせたい。

お金のことさえ、何とかなればなぁ、と思う。今の所、夫の厳しい追求にも負けずに応対している。自立して自分の好きな道に進み、親元からは羽ばたく。それで良いと私は思うのだが、これからどんな風に進んでいくものか?ガンバレ次男!