rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

夫が緊急入院!今回は駆けつけたよ。

うちの夫は“自然気胸”という肺の持病を持っている。

肺の表面にブラという水泡のような魚の浮き袋みたいなものが出来て、それが破れて空気が漏れ、肺を圧迫し肺が縮んでしまい、十分に膨らむことができなくなる病気。割ととありふれた病気ではあるのだが、再発しやすい。うちの夫も今回で4回目。5〜6年に一度入院していることになる。

夫は単身赴任中。自宅からJRを乗り継いで4時間半〜5時間くらいかかる距離。パッと駆けつけられないから大変なのだ。

16日の夜、skypeをしたら、「変な咳が止まらないし、呼吸も浅くて胸も痛い。オレ、ダメかも知れない。これはきっとまた気胸だよ。」と、ものすごく弱気になっていた。突然で本当にびっくりした。翌日病院に行くようにすすめると、「わかった。行ってくるよ。」とのことだった。

昨日の夜のskypeで、「緊急入院することになった。これから準備して入院するから。」と言われて、私、大ショック。
レントゲンの結果、見事に肺が潰れていたそうで大きな病院を紹介されたとのこと。skypeの途中で、これから行くことになってる病院から催促の電話が二回もあった。「何をしてるんですか、早く入院してください!」と言われて慌てる夫。

(どうしよう。)とドキドキする私。「でも、今回は絶対行くからね。」と言った。

「とりあえず、2週間位入院して治療して、それでもだめな時は手術になるらしいから。仕事もあるんだし、いいよ。手術することになったら来てくれ。」と夫。そのまま入院した。

心配でなんだが眠れない。超・方向音痴なので、一年前に行ったはずの夫のマンションまでの道のりも、記憶が曖昧だし。ひょえ〜、大丈夫か自分?自信ないわ〜。

今朝、夫はすっかり弱気になっていた。「やっぱり来てくれ。」

大急ぎで準備したため、保険証も髭剃りもパジャマも下着も忘れたそうで、ジーンズのまま寝たのだそうだ。肺に管を通す治療も始まり、すっかり病人気分になった様子。

よし、行くぞ!と急いで準備した。

6年前、名古屋で自然気胸になった時、私は行ってあげなかった。たった一人で入院して退院した夫。長男が中3、次男が中2。私は子供たちの方を選んでしまったのだ。夫はすごく寂しく辛い思いをしたはず。妻として至らなかった自分。これが後々まで自分の中でずっと引っ掛かっていた。

私が乳がんで手術した時には、わざわざ京都から駆けつけてくれた夫。この借りは返さないと!夫婦でも、わがままばっかり言っていたら、やはりいつかは破綻するのだ。

と、いうわけで、今日は京都の夫の部屋からの更新。単身赴任はこういう時大変だな。