昨夜、NHKのニュースが終わったと思ったら、突然始まった「財津和夫 僕の“最後の歌”を届けたい」。
財津和夫さん、74歳になったのかー。私はTULIP大好きで、20代の頃、LPも買ってたし、コンサートにも行ったなぁーと、懐かしくてテレビに見入ってしまった。
ファンは多分私と同年代か少し上くらい。みなさん、とっても懐かしそう。
長野のコンサート会場は、他の所よりステージと客席の距離が近いとかで、財津さんがラストの曲で涙で歌えなくなる場面もあった。ファンの方たちの熱い想いに胸がいっぱいになったみたい。
男性更年期で瞼や唇の痙攣などがひどくて、かなり苦しんだそうだ。大腸癌の闘病経験もあり苦労したらしい。89年にTULIPは解散し、それ以降はソロ活動していたが、90年代の自分は何をしていたのか、ほとんど記憶にないという。
その後、TULIPを再結成し現在まで活動を続けて来た。
みなさん、年を重ねたけど昔のままである。
「あしたのジョーみたいに燃え尽きて終わるのは嫌なんですよ。少しは生命力を残して終わりたい。」
「命懸けって言うけど、本当に命を懸けるわけに行かないじゃないですか。仕事は大事だけど、人生で大事なことはそれだけじゃない。」
さすがに今回で終わりだなー、と思ってメンバーに言ってみたら、誰も反対しなかった。みなさん、今まで活動して来られたことを、とても幸せに感じているとのこと。
こういう去り際、引き際、なかなかカッコ良いなぁ、と思った。
長い間、本当にお疲れ様でした。ツアーは今年7月まで続くとのこと。
私の住む街に来たら、ぜひ行ってみたい!